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[詩]  愛しき君へ  第22幕

『ただいまあ〜

私が リビングに入っていくと

ソファーに じっと座っていた

君が 脱兎のごとく 走り寄ってくる

おかえり〜 おかえり〜

あそんで〜 あそんで〜

君は 私に 前足をかけ

器用に 後ろ足で2足立ちする

ピョンピョン ピョンピョン 飛び跳ねて

フリフリ フリフリ まあるいお尻を振る

いつもの いつもの お出迎え

私が 椅子に腰掛けて

左手を そっと差し出せば

ペロペロ ペロペロ 舐め始め

君の喉を 撫で出すと

ペロペロ ペロペロ 舐め続ける

トントン トントン 

妻が 野菜を 切り出すと

君は すぐに 妻のそば

シンクの壁に 前足を

器用に 乗せて 二足立ち

ちょうだい ちょうだい

ピョンピョンと

飛び跳ね 野菜を ねだってる

妻の手に 乗った 野菜たち

たちまち 君の お腹の中

ちょうだい ちょうだい

ピョンピョンと

飛び跳ね 野菜を ねだるけど

もう おしまいよ との声に

うなだれ その場に うずくまる

ふと 目の前を みてみると

大好きな おもちゃを 発見し

喜び 喜び 飛びついた

くわえては 放り

くわえては 放り続け

しばらく 遊んで 飽きてきて

ストーブの 前で 温まり

ソファーの 上に ジャンプして

いつもの 布団の 中に入り

いつしか

スヤスヤ

夢の中 』


本日のnoteは、昨日に引き続き、[ 詩 ] シリーズの第2段となります。

我が家の愛犬『moco』の仕草を描写してみました。

いかがだったでしょうか?

いつも、私 空(くう)のnoteをご覧いただきまして、ありがとうございます。
また、スキやフォローをしていただきまして、ありがとうございます。
では、次のnoteで、お会いしましょう。
空(くう)でした。











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