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詩・エッセイ

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空(くう)のnote記事の中の『詩』『エッセイ』だけを集めたマガジンを作ってみました。 お楽しみください。
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2022年3月の記事一覧

[詩]白木蓮 第103幕

街路樹の 白木蓮 今を盛りに 咲いている 白く 大きな花弁 蕾には 寒さに耐える 綿毛を持ち 初めは チューリップのような様相で  次第に 花弁を 開いていく 白く 凛とした その姿に 孤高の 気高さを見た 白木蓮の 花言葉は 気高さ 高潔な心 荘厳 崇敬 崇高 慈悲 自然への愛 自然な愛情 である せっかく咲いた その花の 寿命は短く  太く短い人生を 歩んでいるようだ 清廉潔白 我が身を信じ 短い生涯を閉じていく しかし 秋には 赤い実を結び 次

[詩] じゃりぱん第100幕

セブンでは 今 九州フェアご当地グルメを 開催中 この中で気になる逸品を発見 宮崎名物 ”じゃりぱん” だ なんと 気になるネーミング そそられる〜 見た目は 生クリームを挟んだ 細長いコッペパン風 ごく普通 それでは 食べてみよう いただきます 一口噛んだ瞬間 ”じゃり” と音がする なんだこりゃ〜 初めての感触 初めての音感 ぱんをよく見てみると 生クリームに 溶けていない グラニュー糖が混ぜ込まれている なるほど そうか ”じゃり” 音

[詩] ムスカリ 第99幕

近所の畑の片隅に 紫がかった 深い青の花を 発見 その名は ムスカリ 陽だまりに咲く その花は どこか 哀しげ しかし 芯が強く 明るい未来を 見据えてる それも そのはず 花言葉は  絶望 失望 失意 と ネガティブな意味を持つ 一方 明るい未来 通じ合う心 寛大な愛 と ポジティブな意味も 持ち合わせる チューリップと共に 植えられることで その真価を 発揮 他を引き立たせる 通じ合う心を 心情とする 縁の下の 力持ち だけど 群生すれば 

[詩] 雪柳 第98幕

長閑な昼下がり のんびり ブラブラ 散歩道 なんと 白い花を発見す 花の名前は 雪柳 柳のように 長くしなだれた枝に  まるで 雪の華のように 小さく可憐な白い花を咲かせてく その白い花は キラキラと 輝いて 茶色い土と 見事に対比する  花言葉は 愛嬌 愛らしさ 賢明 殊勝 静かな思い という 静かに しとやかに咲く その姿が眩しい 雪柳の名前から 冬に咲く花かと思えば 春を告げる花という 白い花に目を奪われて しばし 休憩 春に想いを巡らせる 心穏やか 

[詩]リングドーナツ さくら風味 第96幕

セブンの ドーナツの新作 君の名は リングドーナツ さくら風味 人目を引く その容姿 どもにでも ありそうで どこにもない 唯一無二なもの そう まるで 満開の ソメイヨシノの花が 咲いた 一枝を 茶室の 一輪挿しに 生けたような そんな 風景が見えてきそうだ ミスドの新作 ヴィタメールコレクション ショコラミルティーユは  足し算から 掛け算に化けさせた  そんな気にさせる 魅惑の一品であったが セブンのリングドーナツ さくら風味は ドーナツ生地

[詩] 沈丁花 第94幕

麗かな 春の日差しに 誘われて 一人 ブラブラ 散歩道 風に漂い どこからともなく フッと かすかに 香ってくる 香りの先を 探して見れば こんなところにあったのか? そこには 静かに咲く 沈丁花 三大香木 春は 沈丁花   夏は クチナシ   秋は 金木犀  どの香りも 素晴らしいけれど 沈丁花が 最も香りを 遠くに届けると言う 香りで 春を知らせる 沈丁花 今年も また 春がやってきた 穏やかな日差しと 相まって 光輝く 沈丁花 いつまでも この

[詩]桜と苺のしっとりロール 第92幕

セブンで  この春 一押しの パンを 見つけたり その名は 桜と苺のしっとりロール 一目見た その瞬間 ビビットきた〜 これは 絶対に 買わねば 思わず 手が出る 桜色に グレーズされた キャンバスに  真紅の 苺乾燥末が 見事に 散りばめられ まるで 紅梅が 咲き乱れているようだ これは 紅梅と桜の 饗宴か 半分に 切ってみると わずかに はにかんだように 桜色に 上気した  頬を思わせる パン生地と これまた 桜色した 白餡が 見事に 交差

[詩] ありのままに 第91幕

ありのままに 生きていこう 人に迷惑をかけたら いけないの? 悪いことじゃないはず 迷惑をかけても良いし 頼っても良いし 甘えても良いんだよ 赤ちゃんは  食べることから 排泄まで 全て手伝ってもらっている 大人になっても  動物を殺して 食べていかなければ 生きていけない 全ての人は  迷惑をかけて 生きていると思うんだ 誰一人として  迷惑をかけないで 生きている人なんて 存在していないんだ もし  全知全能で 誰にも迷惑をかけないで 生きられる

[詩] 白イチゴと桃薫のタルト 第89幕

お兄ちゃん キルフェボンのケーキが 食べたい その一言で 今日 美味しいケーキが 食べられる 息子が帰ってきて 今日 銀座に出かけると知り 娘におねだりされる さすが 甘え上手 おねだり上手 妹の特権か? 笑 ナイスだ 娘よ さあ 今日の ケーキは? キルフェボン創業30周年記念 白イチゴと桃薫のタルト〜ロイヤルミルクティー風味〜だ 何と期間限定 3月1日から3月末までという 気になった方は お急ぎを 笑 先ずは 外観から タルト生地の上に アッサムを合

[詩] SPRING VALLEY 豊潤496 第87幕

会社で ビールの試飲缶を2本貰う KIRIN クラフトビール SPRING VALLEY 豊潤<496>だった 一口飲んでみる なんと こんなにラガービールって 美味しかった? 驚いた たまげた ぶっ飛んだ コップの上には 柔らかな白い泡 豊潤なのに 綺麗な後味 香り良し アルコール度数6%キレよし きめ細やかな泡が 舌を微妙に刺激する 麦芽の量は キリンラガービールの1.5倍 ホップも4種類使用 製法にこだわり 美味さを追求したという これは 忖度

[詩] チョコクロ 第85幕

チョコクロが食べたいな 近くの サンマルクカフェへ さて 今日の選択は? プレミアムチョコクロ アーモンドフレンチ そして 王道の チョコクロ では 帰って食べよう 先ずは 写真と 半分にカットして 断面もと ヨシヨシ 上手く撮れたと では チンして 温めよう おっと〜 うまい具合に とろりと チョコが 溶け出した〜 では 感謝して いただきます 先ずは プレミアムチョコクロ アーモンドフレンチ ふむふむ プリン風味に仕上がったチョコクロ 上に載っ

[詩] 青鷺 第83幕

春の穏やかな 日差しに 誘われ 舞い降りるは 一羽の 青鷺 川辺で ゆっくり 水遊び 波紋なき 水面に 映る その姿 凛として 麗しい まさに 逆さ青鷺に なりにけり 餌を 啄み  しばし 休んで  ゆっくり 羽を広げて  静かに 飛び立っていった 春穏やかな 川辺の 景色 いつも ご覧いただき ありがとうございます。 スキ フォロー コメント等をいただきまして ありがとうございます。 では また次のnoteで お会いしましょう。

[詩] 時間は未来から流れてくる 第82幕

時間は 過去から 現在 そして 未来に 流れて行くんじゃない 時間は 未来から 現在に 流れて来ているんだ 上手くいかない 失敗した 悲しいことがあった もうだめだ その経験は この後に来る 奇跡を 幸せを より引き立たせる為の 演出に過ぎないんだ 奇跡が起こること 幸せになることは あなたが この地球に来る時に 決めて来たんじゃない? 初めから 決まっていたことなのさ だから 今起こっていることに 悲しんだり 落ち込んだり 絶望したりせず ただ映画を見るよう

[詩] 春うらら 氏神様に 月詣 第81幕

春うらら  穏やかな お日様に 誘われて 近所の 氏神様に 月詣 鳥居を一歩 入ってみれば 途端に感じる 清浄な空気感 ああ やっぱり 神社は良いな 心が落ち着く ここは 氷川神社 御祭神は 須佐之男命様 稲田姫命様 大己貴命様 稲田姫命様は 八岐大蛇 退治の際に 須佐之男命様に 助けられ 夫婦となった 櫛稲田姫様 大己貴命様は 二柱の子孫で 二柱の娘神の 須勢理毘売命様と 夫婦となる 娘婿でもある 大国主命様 神々は 長生きなため 6代目の子孫が 娘婿にな