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「おかえりモネ」あれこれ読解

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「おかえりモネ」の読解&考察集です。最終回を終えて、結末がわかりましたが、 それぞれの考察時点の見解としては特に大きく読み違えてないと思ったので、そのまま残しておきます。
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#気仙沼

おかえりモネは「水の循環」の物語〜その根底に流れるものは運命の2人の愛

「おかえりモネ」は「水の循環」がストーリー骨子だ、「心の復興」がコンセプトだとtweetしてきました。その基本的な話しの流れは次の通りだと思っています。 水は 太陽エネルギーによって蒸発し、 雨となり、 森林で浄化し育まれ養分を含んだ後、 川で磨かれ、 海に帰ります。 栄養をたっぷり含んで帰った水は、海に潤いを与える。 そして、読み解くとたどり着くのは 根底に粛々と流れている、 ーー「震災で引き裂かれた運命の2人の物語」 要するに『「亮と百音」の愛の物語』です。 そ

最終回を終えて〜私が思う「おかえりモネ」

個人的な吐き出し浄化目的なのでかなり冗長です。最後まで観終えてから言おうと思っていた事をツラツラ書いてます。さして内容ないです。あしからず。 総括「おかえり、モネ」と優しくタイトルを回収し、最後の主題歌とともに最大に被害を受けた及川家全員の思いを乗せた新たな船(ほぼ自腹)で出港した甲板で「行くぞーーーー!」と叫ぶ華やかな門出のシーンを飾った「及川亮」がやはり今作の朝ドラのヒロインだったなと思います。 あんな晴れ晴れとした華やかなシーンが最終回の記憶として焼きついているのに