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自分の大切な時間を“投資”するか“浪費”するか

こんにちは、QoiQoiの大橋悠太です。
今日は自分の時間をいかに使うか、というテーマで書いていきたいと思います。
大切な時間をむやみやたらに【浪費】に当てるのではなく、自分の為にしっかり【投資】することが大切ではないか、という話です。

“投資”と書くとなぜかネガティブな印象を持ちがちですが、大切な考え方だと思うので、用語も解説しながら進めていこうと思います!
ではいきます。


時間は有限

当たり前ですが、僕たちに残された時間は有限です。
生まれてから死ぬまで大抵の人が100年にも満たない時間の中で懸命に生きています。
僕らはその時間を使って、仕事をしてお金を貰ったり、自分や誰かのために時間を割いたりしています。
多くの人が“お金”を稼ぐことや使うことに目が行きがちですが、お金は“時間”と引き換えになっています。
いくらお金を稼いでも使わなくては意味がないし、お金を使って大切な時間をどう豊かに過ごすか、を考える必要があると思います。
人間一人一人が持っている一番の資産は“時間”なのです。


時間をどう使うか

さて、自分の大切な時間を豊かに使うにはどうしたらいいのでしょうか?
ここで今日のテーマである【投資】という概念を使い考えてみたいと思います。
そもそも投資という言葉は辞書にはこのように書かれています。

①利益を得る目的で、事業に資金を投下すること。出資。
②比喩的に、将来を見込んで金銭を投入すること。
By 広辞苑

経済的に見れば、自分が持っている資産を増やすことを目的に、価値が上がりそうな事業にお金を出すことです。
お金は目に見えて増えたり減ったりしますから、結果が単純です。
だからこそマネーゲームと呼ばれ、ギャンブルのように捉えられてしまうのかもしれません。

しかしこの投資の概念をお金から時間に替えて考えてみるとどうでしょうか?
時間の価値は目には見えないので増えた減ったが分かりづらいです。しかし、実際には確かに時間の価値は存在します。

例えてみると、
僕こと「大橋悠太の1時間」と「ホリエモンの1時間」ではホリエモンの方が価値があると思います。他にも「菅総理の1時間」や「米津玄師の1時間」でもいいかもしれません。
目には見えないけれど、比べてみると明らかに社会的には時間の価値が存在しているんです。

この時間の価値の違いはその人にしかできない事の数(希少性)だと僕は思います。
ホリエモンにしかできないこと、米津玄師にしか作れない曲があるからこそ、彼らの1時間は他の人よりも価値があると、誰もが認めるんです。

一方であまり価値の差がない時間もあります。睡眠時間や食事の時間、トイレの時間などは、個人にとっては「ぐっすり寝れた」「美味しかった」「すっきりした」など各々満足度に違いはあれど、相対的に見ると人間誰しも必要な時間なので価値はあまり変わりません。

つまり時間の価値には2種類あり、

①その人の希少性に基づく社会的・客観的な価値
②個人の主観に基づく満足度の違い

に分けられると思うのです。


それ、時間を浪費してない?

さてここで、本題に入りますが②の時間の価値はともすると時間の【浪費】になってしまいます。
トイレの研究者や専門職ならいざ知らず、1日中ずっとトイレの満足感を確かめ続けていたら、その時間にはウンコ程の価値もありません。(汚くてすみません!)

人間には確かに、自分の満足や生活の潤いのために使う時間は必要です。
しかし必要以上に高価な服を着たり、豪邸に住んだり、高級車に乗ったり、豪華な食事をとったりするのは時間の無駄遣い=【浪費】になりかねないと僕は思います。
自分の満足のためだけに、お金と時間を同時に使ってしまうのは、もったいなくはないでしょうか?
それによって①の自分の社会的・客観的な価値が上がるなら素晴らしいと思います。
しかし②の自分の満足しかないのなら、その時間の割合は減らす方が良いと思います。

なぜなら、ちょっと想像してみて欲しいのですが、【もしもあと1時間で死ぬ】として、同じことをするでしょうか?
お金を使って服を買ったり、車を買ったり、フルコースを食べたりするでしょうか?
僕だったらその時間を、自分の大切な人との時間や、その人のためにできることを探す時間に当てます。
そしてその時に周りにいる人たちに感謝する時間に使いたいと思います。

死の瞬間から逆算して考えてみると、出来る限り①の時間の価値を上げる方が良さそうです。
そのためには今ある時間を①の価値を上げるために【投資】する必要がある、というわけです。


時間の投資には失敗がない

お金の投資には増えた減ったの明確な結果が付いて回りますが、時間の投資には失敗がないと僕は思います。
なぜなら失敗が次に投資する時間のヒントをくれたり、自分が成長するチャンスをくれるからです。

これは自分の経験からはっきり言えることなのですが、僕が劇団の主宰という挑戦をしていなければ、出会わなかった人や知識、経験が沢山あります。
仮にもし、僕が挑戦の時間をゲームや食べ物につぎ込んでいたら、出会いも知識も経験も無い26歳・アラサー男子になっていたでしょう。

沢山の失敗と悔し涙がありますが、あのとき自分の挑戦に時間を投資していなかったら得られなかったことです。
ご飯を食べに行くにしても、【後輩の悩みを聞いたり】【相談を受けたり】する時間にしたり、人や自分の能力・魅力を上げるために【投資】するという意識を持つと、仮に上手く出来なかったとしても経験が残ります。

僕個人としては自分の満足は後回しにして、さっさと自分の時間の価値を上げてしまう方が、後々やりたいことができる可能性が高くなるし、そのための挑戦が楽しいので成功や失敗を繰り返しながら、日々投資をしています。
このnoteも僕らの挑戦のための時間の【投資】です。

読んでいる皆さんにもし【浪費】している時間があるなと心当たりがあれば、ぜひ自分がやりたかったことをやったり、できることをふやしたりなど自分のための【投資】にしてあげて欲しいです。


まとめ

いかがでしたか?
限りある時間を【浪費】ではなく【投資】に使う大切さを書いてみました。
時間の【投資】とは難しいことではなく、目的を持って誰かと話したり、何に挑戦したりして、その結果を自分の中で受け止め、次に活かしていくことです。
時間の投資に失敗はありません、いくらでも学んだり次に活かすことができるので、沢山の挑戦をして、自分の時間の価値を高めていって欲しいと思います。

それから!
僕らが人生をかけて時間を投資している作品がついに来年3月に御披露目となります!
ぜひ多くの人にご覧いただきたいと思っていますので、よろしければ下にフライヤーや公演情報を貼っておきますのでチェックしてみてください!

ではまたお会いしましょう。
QoiQoi 大橋悠太



QoiQoi新作公演情報‼️

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QoiQoiでは来年3月10日~14日(9日にプレビュー公演アリ)に新作公演
『SCRAP AND…?』を上演します!
コロナの感染拡大によって延期をしておりましたが、その期間に更に取材やリサーチを重ねクオリティーを高めていますので、ぜひこの機会にご覧ください。
コロナ対策も万全にしてご来場をお待ちしています。(ご予約はこちら↓)



QoiQoiプロフィール

2018年2月9日に大橋悠太と吉次匠生によって結成されたアートユニット。 当初はano(アノ)として活動していたが、2020年10月1日より団体名を改めQoiQoi(コイコイ)として新たな活動を始めている。
また、「想像力を創造する」を信念に演劇、映像、インスタレーションなどさざまな分野を飛び越え作品制作を行う。団体名のQoiQoiもquality of imaginationが由来である。 また、社会問題から個人の体験まで幅広い事象を可視化し、常に観客に「当事者性」を提示する作品作りが特徴である。

このnoteでは作品制作のことを中心に、被災地のことや原発のこと、その他考えたことなど、読んでくれている方へなるべく為になるような記事や僕らをより知っていただける記事を書いていくことを目指しています。
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