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資産運用,結局どうアクションしていけば良いのか

資産運用がどういうものなのか分かった。

長期的に資産運用することが大切なことも分かった。

じゃあ,どうアクションして,今後どんな風に過ごしていけば良いのか。そんな記事です。「つみたてNISA」口座開設,運用までの記事ですので,「一般NISA」が良いという方は回れ右してください。投資にあまり興味が無く,資産運用・形成のきっかけとしてなら,つみたてNISAが良いと考えているため,こちらを紹介していきます。

重要なこと
投資は自己責任です
・未来は誰にも予測できません
・分かっている未来からどうすべきかを判断しましょう
資産運用は長期的に行うべきです
・短期トレンドに惑わされず,狼狽売りは避けましょう

0. つみたてNISAについて

この記事では「つみたてNISA」での運用を始めて,これ以降の過ごし方について記載していきます。なので,つみたてNISAについて軽く説明しておきます。

つみたてNISAとは,以下の5つの特徴があります。
年間40万円分まで商品を購入できる
・購入枠内で購入した商品の売買益対する税が免除される
・つみたては20年間行える
・購入できる商品は金融庁がスクリーニングしたもののみ
・商品はいつでも手放すことができる

金融庁がこれは問題ないと判断したものしか購入できないので,銀行窓口で売られているような持ってるだけで損をすることが確定しているような商品はありません。

40万円を20年間なので,最大800万円の資金を拠出することができます。裏を返せば,毎年最大額積み立てていかないと,その分は機会損失することになります。しかし,その人が行えるレベルで始めていけば良いと思っています。

また,iDeCoと違って,(数日かかるものの)いつでも商品を手放すことができます。手放したときのデメリットは,つみたてNISAで扱える資金量が減ってしまう程度です。そのため,金融資産を取り崩さなければならない自体に陥っても大丈夫で,結婚資金,子供の大学費用,事故,病気など,好きなタイミングで手放せます。(あくまで長期的な運用を勧めています)

1. 必要な口座を開設する

まずは,この3つを用意します。
・楽天銀行口座
・楽天カード
・楽天証券口座
 ・総合口座
 ・つみたてNISA口座
楽天グループにしていている理由はネット証券だから,ポイ活(ポイント活動)を始めたいときに動きやすいから,マネーブリッジを行うことで普通預金金利が 0.1% になるから,など様々です。

口座開設にあたり,順番は無視しても構いません。登録終わった段階で楽天カードや楽天証券口座開設が促されると思うので,必要なリンクが出てきたらそのままたどってしまって良いです。
また,本人確認書類はスマホのアプリから提出することができます。有効利用しましょう。

1-1. 楽天銀行口座を開設する
楽天銀行口座を開設します。クレジット付けず,デビット機能としておくで良いと思います。

1-2. 楽天カードを作る
楽天カードを作ります。ノーマルな楽天カードで良いと思います。VISA,JCB,マスターカードなど発行会社は好きに選んでください。キャンペーンによって,7000ポイントくらいもらえたりするので,条件を確認しておき,活用しましょう。

1-3. 楽天証券口座を開設する
まずは,総合口座の開設です。総合口座開設後に,NISA口座も作りませんか?みたいに聞かれると思います。そのまま,「つみたてNISA」口座を開設しましょう。楽天銀行口座とのマネーブリッジを行うか聞かれたら,そのまま進めてしまって良いです。

2. マネーブリッジを行う

マネーブリッジとは,銀行口座と証券口座間で自動入出金が行えるサービスです。普段は,楽天銀行口座に入金を行います。株などの証券を購入したい際,通常では証券口座に入金を行う必要がありますが,マネーブリッジを行っておくと,これが不要になります。証券の購入時,勝手に銀行口座から証券口座にお金が入金され,支払われます。
また,このマネーブリッジを行うことで,銀行口座に預金しているお金に対して支払われる 普通預金金利 が 年0.1% になり優遇されます。通常時は 年0.02% なので,普通預金に対する受け取り金利が5倍になります。

3. つみたてNISAの設定を行う

3-1. 商品を選ぶ

楽天証券口座に,つみたてNISA口座が解説できたら,つみたての設定を行います。ここで重要なのは,管理費用です。長期積立を行っていくわけですから,管理費用が低いに越したことはありません。

個人的にオススメする商品は,「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。管理費用は 0.1%未満 であり,アメリカの S&P500指数 をベンチマーク(これに沿った値動きを目指す)としています。

なぜアメリカへ投資を行うべきなのかは調べてみてください。政治や法制度,国民性などを調べることで,なぜアメリカが魅力的なのか分かってくると思います。今調べても興味ないかもしれないので,興味出てきてからで良いです。

3-2. 実際につみたてを始める

商品を決めたら,積立注文を行います。楽天カードクレジット決済を用いるのがオススメです。クレジット決済を行うことで,利用額に応じたポイントが付与され,そのポイントもまた投資に回せることになるからです。

分配金コースの選択がありますが,ここは「受取型」とします。再投資型とした場合,予期せぬ購入が行われる可能性があるからです。再投資によって年40万の条件を超えた場合には,特定口座での購入が行われてしまいます。また,複数商品を購入していたとき,再投資によってその商品のみ投資額が増えてしまう可能性があるからです。これらを防止するためにも,「受取型」を推奨します。

3-3. 購入したその後

ひたすら放置です。値動きを見るのは月1程度でも四半期ごとでも良いと思います。長期的な運用を行うので,短期的に上がった下がったはどうでも良いのです。「2020年のコロナ禍による影響で 20% も値下がりした!」となっても放置です。長期的に見てトータルでプラスになっていれば良いので,持ち続けましょう。

4. マネーフォワードで一括管理する

マネーフォワード ME を用いて,楽天カードの使用額,楽天銀行口座,楽天証券口座を一括管理・視覚化します。早くからこれを使用しておくことで,資産がだんだんと築かれていっていることを視覚的に見られてモチベーションになると思います。


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op1. ポイ活をしてみる

ポイ活 → ポイント活動です。楽天グループはポイントを貯めやすいので,効率的にポイントを貯めていくことで,このポイントを生活や投資に還元していくことが出来ます。
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つみたてNISAなどを行っていると,楽天ポイントが貯まっていきます。これでインデックスファンドなどを購入することができます。貯まったポイントは,特定口座で気になる銘柄を買ってみるのが良いと思います。

私の場合であれば,ポイントで「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を購入しています。この銘柄は,レバレッジとある通り,NASDAQ100指数に対して2倍程度の値動きが出るような商品です。「もともとポイントだから,損をしても構わないし,上手く値上がりしてくれたら嬉しい。全部無くなってもそんな悲しくないな。」くらいの気持ちで買ってます。

買ってみることで継続的に確認のチャンスが生まれて,気になり,調べて,知見が集まっていく。これが大事だと思っています。

op2. SBIネオモバイル証券で高配当株を購入してみる

インデックスファンドは分かった。次は株にも手を出してみたい。となったら,SBIネオモバイル証券がオススメです。これは別記事で書きます。

op3. 楽天証券でETFを購入してみる

ETF とか,日本株式,海外株式,REIT,色々ありますね。インデックスファンドをつみたてているので,次は,インデックスファンドのその先にあるETFが良いのではないかと思います。だんだんと,分散していければ良いと考えています。

さいごに

目標はスモールステップで立てていくべきと思っていますが,前提として,お金に働かせて収入を得る,資産を築くのはけっこう大変だったりします。

最初の目標は「資産運用を行い,毎月5000円くらいの収入を得られるようにしたい。」とします。年換算では6万円ですね。資産を年5%の収益が生じるように運用したとき,6万円なら120万円必要です。

こういったとき,まず行うべきは固定費の削減です。月1万円掛かっている携帯代を格安SIMに変えて,月5000円に下げられれば,120万円を年5%で運用した時と同じだけのプラスです。

そういった目線で色々なものを見ていくと,固定費を削りたくなってくると思います。出ていくお金は制限しつつ,上手くお金に働かせて収入を得られるようになるきっかけにしていただければ幸いです。
固定費周りなども含めたお金にまつわる話を書いた記事もあるので,ぜひ読んでみてください。


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