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今思う「お金」にまつわる考えまとめ

その辺の人に比べたら「お金」について考えて生活しています。もちろん,本職の人だったり,その分野に特化した人には敵わないけれど,自分がここまで学んできたことやそれについての考えをまとめておきたいと思います。この記事は,特に考えず貯金してる人,オススメされたから購入・契約しちゃう人,クレカは怖いから使いたくない,という人に向いているかもしれません。

お金の管理

現金・クレカ・電子マネー・預金口座・証券口座,これらを全部管理できるサービスを使用するのが良いです。具体的には,マネーフォワード ME をオススメしています。

家計簿にもなるし,クレカの使用額・請求額もひと目で分かりますし,クレカ怖いと言っている方々はコレで解決できます。とりあえず使ってみましょう。使用しているサブスクをまとめた記事にも記載していますので,お時間ある際に こちらも覗いてみてください。

クレジットカード

以前,記事を書いているのでこちらを読んでいただけたらと思います。

これに加えて,エポスカードもオススメしています。年会費のかからないカードのうち,ある程度充実した旅行保険の付帯が人気の要因であるようです。また,50万円以上の利用でゴールドカードのインビテーションカード(招待状)が届き,ここからの申込みでゴールドカードでも年会費が掛かりません。

貯金

現在,大手の円預金金利は 年0.001% 〜 0.002% です。10万円預けたら,年に1度 利息として1円もらえます。100万円預けても,10円/年です。これでは,わざわざ引き出せない状態にしてまで,定期預金として預ける意味がありません。

具体的に,どうすれば良いかですが,基本的にネットバンク(銀行)の使用をオススメします。コレにより,1年の定期預金金利を 0.002% → 0.2% まで引き上げることができます。100倍の差です。条件にもよりますが,預金金利が 0.2% なのは,auじぶん銀行,あおぞら銀行などが該当します。普通預金でも利率が高い場合が多いので,貯蓄用の口座として持っておくでもメインバンクとして使用するでもオススメです。

ネットバンクのデメリットは,口座引き落としができない場合が多い。という点です。家賃や水道光熱費の引き落としは,窓口がある大手銀行やゆうちょ銀行であることを求められます。ネットバンクをメイン使用していく場合には,大手とネットバンクと 2口座以上を管理する必要が出てきてしまいます。とはいえ,ネットバンクを貯蓄用として使用するのであれば,なんの問題もありません。

私は,楽天銀行口座と楽天証券口座をマネーブリッジすることで,普通預金金利を 0.1% まで引き上げられる制度を利用しつつ,メインバンクとしています。先に記載した家賃だったり水道光熱費というのは,大手銀行の口座から引き落とされるようにしています。私の場合は,楽天証券などの楽天グループのサービスを多く使用しているため,通常使用は楽天が適していると判断しました。

賃貸物件

賃貸物件まわりでは払わなくても良いお金というもので溢れています。言われたからその通りにした,ということで,数万円損することはよく目にする光景だったりします。

1. 火災保険
代表例だと思います。不動産経由の場合,更新が2年ごとのため2年契約の火災保険を紹介されることが多々あります。2年で1.5万円くらいの火災保険をさも契約しなければいけないように言われますが,別にコレに入る必要はありません。例えば,日新火災の保険であれば,年間4000円です。2年で7000円の差です。自分で必要な保証は何なのか考えつつ,探すのが良いと思います。

2. 更新費用
2年契約であれば,更新に1か月分家賃が必要である物件があったりします。更新費用がかかる物件とそうでない物件では,月額で見てもかなりの差が出てきます。月72000円の物件を借りるとします。更新費用が1か月分であれば,72000円 ÷ 24か月 = 3000円/月です。月3000円変わってくるとしたら,かなりの差です。これは,礼金にも同じことが言えます。URの物件は礼金も更新費用もかからないのでオススメです。

3. 退去費用
大半の場合は,入居時に敷金を払っていると思います。退去時に清掃費用が〜とか,壁の汚れが〜などと言われ,敷金を全額持っていかれたりします。払う必要がある費用,そうでない費用というのは決まっています。家の各部にはある程度耐用年数が定められています。長く同じ物件に住むことで,減価償却が進み,原状回復義務による負担額が下がっていきます。例えば,壁紙クロスが耐用年数6年とされていた場合,6年間で壁紙クロスの価値が0になります。年間約17%ずつ,価値が無くなっていくということです。1万円のクロスだったとして,3年間使用すれば,残存価格は50%なので,5000円です。例ではありますが,6年住んだ家の退去時,壁紙に落書きがなされていようとも,破れていようとも,借り主は支払う必要がありません。とはいえ,先に書いた 原状回復特約 にもよるので,ちゃんと確認しておきましょう。

保険

保険って人それぞれだし,安心を買っているところってありますよね。何が必要なのか,何が不要なのかを考えながら,知識を身に着けて,不要な安心にお金を支払わないことが大切です。保険は商品です。

1. 火災保険
賃貸物件の部分で書いたとおりです。不動産屋に言われた保険に入る義務はありません。

2. がん保険
がんって2人に1人がかかるって言われていますよね。若いうちからがん保険に入っておく必要があるのでしょうか。個人的には不要と考えています。がんに罹ったとして,いくらくらい掛かるかのイメージはできているでしょうか。高額医療費制度は知っているでしょうか。先進医療だと高額に〜とウリ文句を言われたことがある人もいると思いますが,がん患者のうちの何%くらいが対象になっているのか,それにいくらかかっているのか,知っていますか。ある程度知識を身に着けて,不要な安心を買わないようにすべきです。

3. 必要な保険とは
火災保険,自動車保険,自転車保険,生命保険の4つと考えています。おおよそは公的保険で備えられます。公的保険では備えられないレアケースだけ民間保険でカバーしましょう。
火災保険は先のように,必要な保険内容のを選べば良いと思います。
自動車保険は自動車を持っていれば,コスパ的な問題で,対人対物のみで入るべきと考えています。
自転車保険は,県によっては義務化されています。数百円/月の保険に入っておくか,自動車保険の特約として付けておくでも良いと思います。
生命保険ですが,独身の間は不要と考えています。結婚して,子供が生まれて巣立つくらいまでの間だけ入っていれば良いと考えています。この辺は,パートナーや資産との相談をしましょう。

税金

1. ふるさと納税 による控除
ふるさと納税は,実質2000円負担で返礼品がもらえる制度です。つまり,2000円以上の返礼品が貰えれば得な制度です。確定申告しないといけないんでしょ?書類とか申請とか面倒くさいんでしょ? といった印象持っていませんか? それほど面倒ではありません。流れで言えば, 好きな自治体に寄付 → 返礼品をもらう → 税金控除の申請 → 来年の所得税・住民税から寄付額 - 2000円分が控除されます。年間5自治体までのふるさと納税であれば,自治体から送付されてくる上に,マイナンバーなどを記載して送り返すだけで税金控除の申請が完了するワンストップ制度があります。ふるさと納税の上限額は決まっていますが,ふるさと納税サイトで簡単に計算できます。去年の源泉徴収票を用意しつつ試算して,実際にふるさと納税をしてみましょう。

2. 私的年金 による控除
iDeCo や 個人年金保険とかありますよね。個人年金保険料控除を利用して,所得税を年間4万円,住民税を2.8万円も所得から減らすことができます(所得控除)。個人年金保険料の支払いによって生じた控除額を基に利回りを計算して,年間5〜10%得になります!って聞きますね。ただし,これは間違いです。年間5〜10%であるのは1年目だけです。正しくは,複利で計算すべきです。年間での支払った額と年間で下がった税額 で計算をするのではなく,今まで支払った額 と年間で下がった税額 で計算すべきです。3年目以降なんかは,ゾッとする利回りになっていきます。ちゃんと計算はしていませんが,30年とか続けても,定期預金と対して変わらない気がします。少なくとも,低リスクな投資に劣ります。私的年金を使用する必要は無いと考えます。

資産運用

0. はじめに
退職金もらったら始めたいとか,損することもあるから怖いとか,言う人がいますが,やるべきだと考えています。結局原因を持ち続けることもインフレリスクなどがあるので,何においてもリスクはあります。早くに資産運用を始めるべきと考えている理由として,金融知識を身につけるため,値動きにビビらなくするための訓練としてです。前者については,自分がお金を出しているので,勉強をするきっかけになります。低額な運用としてもです。後者については,投資が大きな額になればなるほど,値動き額も大きくなっていきます。急に2000万円の投資を始めて3%値下がりしたら,資金が60万円も減った!と驚いて,投資をやめたり売りに走ったりしてしまうかも知れません。コレくらいの値動きは一般的だと思うので,一般的な値動きを知るといった面で,早く投資を始めるに越したことはないと考えています。
10万円の運用も,1000万円の運用も,かかる時間は同じ程度です。だからこそ,低額では運用にかける時間に対してのリターンが小さすぎる。という声もあります。知識なくしては,カモになるだけです(なりました)。そういったことは低額で投資しているうちに学べたら損額も少なく済みます。こういった考えから,早くから投資を始めるべきと考えています。

1. 貯金
先の項目を確認してください。ネットバンクを使用することで,普通預金の金利を上げることができます。緊急時用に貯金している資金の預け先としてもオススメです。

2. NISA・つみたてNISA
細かくなるので,別記事にしようと思うのでサラッと記載します。iDeCoなどの個人年金に比べて,途中解約によるデメリットが無いことが利点です。株を購入したいならNISA,投資信託など長期間投資をしたい人にはつみたてNISAがオススメです。どちらも,売買益の20%分かかる税金がかからなくなるのが特徴です。詳しくは調べるか,記事の更新をお待ちください。

3. 投資信託
出資者からお金を集めて,ファンド(投資信託)が株式などを購入して,運用する仕組みです。出資者である私達は,お金を渡して,勝手に運用してもらうだけです。少額から購入できて,勝手に分散投資ができるのがメリットです。大事なのは,銀行窓口で購入しないことです。銀行の商品は大半がゴミだと思っていて良いと思います。販売手数料がかからない(ノーロード)な投資信託をインターネットを通じて購入しましょう。

4. ETF(上場投資信託)
投資信託とおおよそ同じようなものです。違いは,投資信託を上場しているかどうかだけです。ETFは投資信託が上場しています。上場しているので,投資信託は販売会社を通じて購入しますが,ETFは証券市場で購入することができます。つみたて購入するなら投資信託を購入するほうが楽ですが,低コストという面ではETFがオススメです。詳しい違いはかなりあるので,別途調べてみてください。そのうち記事化するかもしれません。

5. 株式
日本株は100株以上の単位でしか購入できません(※一部サービスを除きます)。だからこそ,高額になりがちですが,3万円程度で購入できる株式もあります。また,米国株は1株単位で購入できます。勉強としていくらか買ってみるのも良いと思います。少額の場合,分散投資がしづらいというデメリットがあります。そのため,少額の場合は,投資信託やETFを購入するか,株なら株主優待を目的として選ぶのが良いのではないかと考えています。

固定費用

すべての人に関わってくる話として,固定費用があげられます。ここまで読んでもらえれば,保険の話とか税金の話があったので,少し学びがあったと思います。個別ではなく,固定費用として見ていただければと思います。

水道光熱費といった変動費を削るよりも,固定費用を削るほうが,精神的に大分楽です。電気消さなきゃ,歯を磨くときはコップ1杯の水だけでとか,大した節約になりません。

1. 保険
保険を切る,という行為において,生活に影響することがありません。年額でいくらかかっているのかもわかりやすいので,見直ししやすい項目だと思います。詳しくは,先に書かれている 保険 の部分をご覧ください。

2. 家賃
家にかかる費用って莫大です。月にかかる家賃を30で割ってみると,1日住むのにかかっている費用が目に見えて怖くなります。先に書いた,礼金・更新費用・退去費用といった項目が削減できていれば十分だと思います。契約時,更新時に,家賃交渉を行いましょう。聞くのは無料です。家賃が月1000円下がれば年間で1.2万円です。かなり違います。これだけの利益を資産運用で出そうと思ったとき,年利回りが3%なら40万必要です。

3. 携帯・通信費用
最新スマホ,格安SIMがポイントです。2年毎に最新スマホに買い替えている方が多いと思いますが,iPhoneの最新版ってほとんどの場合でオーバースペックです。自分がスマホで何をしたいのか考えてスマホを選択すべきと考えています。2つ目に格安SIMです。Y!mobile や UQ といった3大キャリアが運営しているところと,3大キャリアの回線をかりている LINEモバイル や mineo などがあります。回線速度は, 3大キャリア > 3大キャリア運営の格安SIM > その他格安SIM の順で速いです。それぞれ特色があるので,調べてみると良いと思います。最近なんか,LINEなどでしか通話しないと思います。通話し放題のプランに入っていたりしないかなど,見直してみると,月4000円くらい安くできたりもします。



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