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不定期刊:目についた本の写真とともに140字の文章を書くこと

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#読書の秋2021

小さなものから大きなものまで色々な勇気を紹介した本。実は私がこうしてアマチュア書店業をやっているのも一つの勇気なのである。そして本書を求めたハレマルブックスさんの旦那様がハレマルレコードさん名義でレコードのイベントを行うのも勇気である
https://www.instagram.com/p/CVxVx7TPkK6/?utm_medium=copy_link

文字のない絵本。絵だけで人々の発する空気感や物語が伝わってくるのがすごいです。
読書が好きで本が好きというと「言葉の力」等と熱いイメージもあって、でもそれだと電子書籍でもいいのかと。そうじゃないんです、言葉も文字もいらない、私が好きなのは一頁ずつめくることが出来る本なんです。

地域おこし等のために手書き地図を作ろうという本です。求められるのは普通の地図のような正確さではなく、作り手の地域に対する偏愛。訴えたいことは大きく目立たせます。座談会、フィールドワーク(取材)、模造紙にまとめて発表、という一連を紹介。
http://www.tegakimap.jp/

私は地元に本屋さんがある環境で育ちました。町には新刊書店が3店舗、古書店が2店舗ありました。今はどれも残念ながらなくなってしまいましたが、それでも電車で一駅以内に本屋さんがあります。離島にも本屋さんがあって、それはとても小さなものであっても、とても大事な場所なのだと思います。

双子のライオン堂の竹田さんのラジオ「渋谷で読書会」 https://note.com/shiburadi/n/n02ad0825adcb?magazine_key=m7829d879ba1f にて取り上げられていた本。
弱いとは自己完結しないで、周囲の助けを借りながら何かを成す、みたいなことで、放送では弱い本屋とは等の話もなさっていました。本書読み途中ですが、面白いです。