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不定期刊:目についた本の写真とともに140字の文章を書くこと

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2022年6月の記事一覧

2022年6月の読書のこと「しししし4 特集 中原中也」●各論つづき
https://philosophie.hatenablog.com/entry/2022/06/26/220000
名古屋の読書喫茶 山中麻未 拙宅の近くの読書喫茶(ブックカフェ?)を調べると殆が大手書店チェーンと珈琲ショップチェーンのコラボでそういうんじゃないんだよなぁ、と思う

お友達に勧められてマンガを読んでいる。病によりフルタイムで働くことのできない主人公が、ある団地に引っ越したことをきっかけに、周囲の人物と出会ったりまた薬膳を知ったりする中で、平穏な日々をすごしていく様子を描く。
仕事は終わりが見えない。ある程度のところで手を離すのはとても難しい。

あかねや父の志ん太が入門する阿良川流とは七代目立川談志が興した落語立川流を想起させるし、志ん太ら二ツ目が一斉に破門させらせたのは、談志による前座一斉破門にも通ずる。ただし真打昇進試験というアイデアは落語協会でかつて行われていたそれがモチーフだろうか? キャラ立ち、テンポとも良し!

先日10年前に退職した会社に退職以来、というか退職願いすら会社に持参できずに近くの喫茶店で提出したため、最後の出勤日以来で顔を出した。良い辞め方でなかったのに、元同僚たちは私のその後を気にかけてくれていて、人の優しさを感じたし、あの時それに気がつけなかったことを残念に思った。

2ヶ月前に購入した本をのろのろ読んでいる。
https://note.com/qodo/n/n6b834ee0de6d
このところ本業が忙しく本が読めない……、上に、写真を撮り忘れる。とりあえず手元にある本の書影を撮影する。著者の母国ウクライナの人々や街が紹介されて、暖かく素敵な作品である。