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不定期刊:目についた本の写真とともに140字の文章を書くこと

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2021年6月の記事一覧

ご存知の通り、仇櫻堂の屋号は人生の儚さを散りやすい桜に例えた、親鸞の作とされる和歌に由来します。私の大叔母(祖母の妹)は短歌を作る人でした。数年前、突然の死別でした。生前は気付けませんでしたが、短歌についてもっと聞いておくべきでした。彼女の方は教えたがっていたようでしたが……。

何年か前にテレビドラマ化(2017年・NHKドラマ10)されたときの主演、西島秀俊のやや(いや、かなり?)偏屈な家具修理職人ぶりをよく覚えている。そういえば西島は同じ重松清原作のドラマ、流星ワゴン(2015年・TBS日曜劇場)にも主演していた。どちらかがどちらかのファン?

日常・パチンコ・ゲーム実況等の動画をアップするYouTuberにゃんたこの初のエッセイ集とのこと。文学的世界観との形容には、文学とは?と突っ込みたくなるところですが、チャンネルでは本(棚)の紹介もなさっていたり、面白いです。
https://youtube.com/channel/UC6XdFs8T6Ei54O0FYl3PVVA

父親が4人いる男子高校生が主人公で、馬鹿らしい系との触れ込み。偶然、フジテレビでドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を放送中。こちらは元夫が3人なのであり得るけど、父親が4人はどうだろうか? 4人の父親が由紀夫を愛する様と、3人の元夫がとわ子につきまとう様とが、なんとなく似ている。

『微花 2. / 春』は植物図鑑であるとのことですが、草花の名前と美しい写真、そして詩的な言葉に溢れた作品。ふとした時にパラパラとめくると、必ず美しい景色に出会える、そんな本です。
https://note.com/1489