さよなら人類

久々に文章を書きます。
今日は"たま"の話を。実は前からたまについて書いていたのですが書いているうちにイカ天の内容の文字起こしみたいになっていたので改めて書いています。
まず何で高校生がたまを知っているのかという話から。
あれは私がまだ中学生の頃、家族で全国の高校生のコピーバンドの動画をYouTubeで色々と見ているときに父が「そういえば昔はイカ天とかアマチュアの人が出る番組あったな」 「YouTubeで探せば出てくるんじゃないか」と。天ぷら以外でイカ天という言葉は聞かないので私は興味津々で検索してみました。するといかにも昭和な画質の動画がいくつか出てきました。見てみるとなんだか不気味な4人組が出てきて、まともな人いるのか?と思うほど変なオーラを放っているように見えました。
そのときに5週分を一気見しましたが特に「らんちう」は衝撃どころか恐怖まで覚えました。今でこそ大好きなパートですが柳原さんの語りパートは言葉で表せない吸い込まれていくような恐怖を感じました。
この素晴らしさを同年代の人と共有したい気持ちは山々なのですが、流石にたまを知っている人などいなくて寂しいです。かといって紹介するのも億劫なので私の心に留めておこうと思います。
(ちなみに母の友人はたまのCDを全部購入するほどのたまファンで追っかけみたいなこともしてたらしい。羨ましいです。なのでCDのみ1度借りたことがあります。)
ここ最近たまのメンバーがソロで活動しながらもたま時代の曲を演奏していたりとやはり全員がボーカルで曲も作るというバンドをなかなか見ないので強みだなと思います。天才が多すぎるとぶつかるというか長くは続かないというのを体現している気がします。
現代の若いバンドってなんだかみんな売り方が一辺倒な気がしてならないのです。と言うよりもバンドが世に出るための手段が確実に制限され始めているから皆同じ売れ方をするのかもしれないですが。YouTubeなどで気軽に曲を発表できたり、本人たちの意図に反してTikTokで曲が使われて流行ったり。だから昔の曲が流行ったりも当然しますよね。まあ何が言いたいかというと是非また昔のようにテレビ番組で無名のバンドが名を広めるチャンスを作って欲しいってことです。そのためにもイカ天の再放送が見たい!(願望)
バンド名からも異質さが垣間見えるたま。もしも過去に行けるなら1990年くらいに行きたいなー。たま現象もオンバトも見れるのに。
イカ天で披露していない曲(「夕暮れ時の寂しさに」「夏の前日」など)も大好きなので地方でライブ楽しみに待ってます!

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