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シェア型書店について
シェア型書店、皆さんご存じでしょうか。
シェア型書店では、店内に用意された本棚の一区画を借りて棚を借りた人が自分のセレクトした本を並べて販売します。
シェア型書店は、三鷹で無人本屋をされていた中西功さんが2019年7月に吉祥寺で開始した取組です。中西さんがシェア型書店を始めた理由は「本屋さんが増える仕組みを広げたかった」とのこと。「本屋さんを始めやすいフォーマットを作り、そのノウハウを共有すること」を目指しているとのことです。
町の書店は年々数を減らしています。近年の報道によれば、書店のない自治体は全体の26%にも及ぶとのこと。原因はスマホの普及やアマゾンなどによるものであることは容易に推察できます。このような状況で単独で本屋を開くことを決断できる人はそうはいません。
でもシェア型書店であれば「ちょっと本屋やってみようかな」と軽いノリで挑戦することができると中西さんは話します。
実際に彼が取り組みを開始してから5年。日本各地にシェア型書店ができています。軽井沢と同じ長野県でも9年間、書店がなかった白馬村に2023年7月にシェア型書店がオープンしました。
設立のリスクが少ないということの他にも、シェア型書店には既存の書店にはない魅力がいくつかあると感じます。
シェア型書店の店内には、いろんな棚主さんの「好き」が溢れています。そのラインナップは、アマゾンや大型書店でも得ることのできないものです。お客さんは欲しい本を買いにくるのではなく、知らなかった本に出合うことができます。
お店を経営している棚主さんや個人で活動されている棚主さん、SNSで交流されている棚主さんが、ご自身のファンの方にシェア型書店に来ていただいて、自身の「好き」を知ってもらうことができます。また、出店している本棚をきっかけにファンになってもらえることもあるでしょう。シェア型書店はファンの方と交流する場になります。
そして、もちろん棚主さん同士の交流もあります。棚主さんは全員、本が好きな人同士です。他の棚主さんの棚に、自分が持っている本が置かれている時などはコンタクトをとってみたりするのも楽しいです。
軽井沢でシェア型書店をオープンします。
7月中に本棚を設置し、8月1日オープン予定です。
現在、棚主さんを募集しています。
私も棚主になってみたいと思われた方は「出店希望」と書いて、DMを送ってください。よろしくお願いします。
連絡先:
インスタ:QカルBooks(@qkaru_books) • Instagram写真と動画
X:QカルBooks(@qkarubooks)さん / X
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