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おろち号の思い出

今日はおろち号のラストランの日

時折ネットのニュースとしても
目につくようになり
ついにその日を迎える

予想していた事だが この列車の指定席券が
オークションで高額で提示されていたのを
ネットで見かけると またかと思う
最後となると 何故群がってしまうんだろう

駅ではラストランを撮る人でいっぱいに
なるだろうなぁ

そこでメモリアルとしてもう一度
旅を振り返ってみた


木次駅 入線するや一斉に
カメラを向けられる 人気者だ


おろち号に乗ろうと思ったのは
2023年で運用終了の話を聞いたのが始まり

ラストイヤーは指定券が取りづらいと思い 
それでは行こうと…(2022.11月)
丁度旅行支援の最中だった事もあって
すぐ決断したのである

トンネル内では補助灯がつく
999の気分になる


稲も刈り取りが終わった田んぼには手を振る人
三脚を立てて撮影している人たちがちらほら

途中駅では奥出雲牛の弁当を買い
食べながら また景色を楽しむ

下に微かに見えるのは駅舎
スイッチバック方式で上に登る


トンネルを何度か抜ける
また勾配があるので一気には峠を越えられず
時間をかけてジグザグと行くのだ

こんな風に 車線(と言うのかな)を
変えながら登る


この辺り冬は結構雪が降りそう
除雪車が置いてある駅があったからね

トンネル通過は多かった気がするなぁ

終点近くになると 
速度がゆっくりしてきて
絶景を堪能出来た

新しい観光列車が走るようだが区間が
短くなる為この風景が見られなくなるのは残念


おろち号も老朽化という事での引退で
新しい観光用の列車が運用される

だから新しくなって良いじゃないかと
言うところだが そうはいかない 

来年からの列車は木次線終点の
備後落合までは行かないからだ

それでなくても通常の木次線の終点
備後落合駅までゆくのは
I日3便と土日のおろち号
ますます路線の存続の道は険しくなる

備後落合駅 当日は天気に恵まれた
乗車した人達しか ここの駅にはいない


ここまで片道2時間半…
30分くらいここに止まり折り返す 
ここは芸備線とも接続しているが
2時間程何も無い
この駅で待たなければならない

この場を独占する気分は爽快そのもの 
静かに時の流れを感じられるのは
秘境駅ならでは


往復で5時間乗って全く苦にはならなかった
充実した時間を過ごせた事に感謝している 


実は今年もう一回乗れたらいいなと
思ったけれど 怪我もあったし 
無理はしなかった


思い立った時がその時とは正にそれ 
出掛けていなかったら
悔いが残るところだった
今も良い思い出として刻まれている

駅に停車するたびに撮影している人が
この時から多かった 


今日の奥出雲の天気はどうだろうか
良い天気であってほしい

おろち号お疲れ様でした

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