見出し画像

息子のはなし⑥ 努力しない才能

長男、6歳。

「自分で努力して頑張る」ではなく、他人や道具の力を使って問題解決しようとしており、感心する。

イマドキというのか。俺には全くその発想できないぞ。できればそのまま自由な発想で大人になってくれ。

🦹「悪者」編

父: 悪者が襲ってきたらどうする?

子: 剣で戦う

父: でもさ、悪者は1人じゃなくて、たくさん襲ってくるかもしれない

子: んー。

父: …(何かもっと強い武器とか、あるいは逃げるとか考えてんのかな?)

子: そしたらレンジャーをたくさん呼んで、倒してもらう ※戦隊ヒーローのこと

父: …(それはずるいw あなたプロデューサータイプだわ)

⏰「無量大数」編

子: いーち、にーい、ってずっと数えて、100分って数えられる?

父: 数えられるよ。でも大変だね

子: へー。じゃあ、あの、なんだっけ、1番大きいやつ

父: ああ、無量大数のこと?

子: そうそれ。じゃあさ、9,999無量大数分って数えられる?

父: いやだから、数えられるけど、ものすごい時間かかるって。数えてる間に死んじゃうかも

子: んー、じゃあ、代わりにアレクサに数えてもらえばいいんじゃない?

父: …(おうw なんのこっちゃ)

子: でも、あれだね、数を数えるだけだと、何分かわからなくなっちゃうから、ロボットをもう一個用意して、数を数えるだけのやつと、60になった時に「1分」って喋るやつの2台あるといいね。

父: …(こいつ、エンジニア脳かもしれん)

🚴「自転車」編

父: (ガチャン!)…あーまたやってしまった。

子: まただよー

父: …(電動自転車に子供を乗せて走ろうとする時、ちょいちょい鍵をしたままスタンドを解除してしまうので、その度に車輪が鍵にあたって前に進めず、車体に衝撃が走るのである)

子: いっつもガチャンってなるよー(不満げ)

父: ごめんごめん。お父さん、いっつも鍵外すの忘れちゃうんだよねー

子: じゃあさ、「鍵を外してから走りましょう」って、紙に書いてサドルに貼っといたら?

父: …(何も言えないwww)

数日後、突然思い出したかのように、👇の紙を渡され、「これサドルに貼っといて」って言われたw

「大事なので二回言いました」感がじわじわくる…

よいサービスを設計するためのヒントについて書いています。