「君の人生は100の物語を超えてゆく」
君の人生は100の物語を超えてゆく
誰かが作った物語にはときめかなくなって
思春期のままに
君の景色は風に揺れる
セピア色のリグレット
余計なボーダー
靴のサイズは
いつもピッタリじゃなかった
理由の確認は更新の手続き
感性が欲するものは何
使い分けの人格は
把握の上
向こうから見ればフィクション
こちらから見ればノンフィクション
複数の主観の最大公約数を探してる
客観なんてない天気の下で
今日という日は繰り返されることはない
いつもの君がいてくれて
思いのほか