【デーン・オブ・スローンズ:ザ・ダークネスに学ぶ英国史】
The Darknessといえば、イングランドのハードロック・バンド。ヴォーカルを担当するジャスティン・ホーキンズがパブのカラオケ大会で「ボヘミアン・ラプソディ」を歌ったことから結成された……というから、そのクイーン傾倒ぶりは推して知るべし。特にジャスティンは、フレディふうの歌唱法、フレディふうのピチピチ衣装で前をはだけちゃった露出写真で知られていた。
しかし、近影を見ると……えっ、ジャスティンさん! いつの間にか短髪でヒゲ面?! しかし、これはこれで正しくフレディ的と言えるかも知れない。
そんなザ・ダークネスの新作『Last Of Our Kind』からのリード曲は“Barbarian”という。この曲に関する、ジャスティン自身の説明が興味深い。
「エドマンド殉教王の首切りを招くこととなった、海賊によるEast Anglia(イギリス東部の半島で、古代のイースト・アングリア王国があった地域)の侵略について歌っている。まあ、クラシックな“ダークネス”ってことだよ」
首切り?
ワシはハッとした。
ジョージ・R・R・マーティンは、ここからもヒントを得ていたのかも、と。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?