「超高速暗記術」を読んでみた。

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【作者紹介】鬼頭政人:弁護士。株式会社サイトビジット代表取締役。1981年、東京生まれ。開成高校、東京大学法学部卒業。慶應義塾大学法科大学院に進学した後、在学中に司法試験に一発合格。2007年、石井法律事務所入所。現在作家、YouTube等多方面にて活躍中。

著者の経歴を見た感想は、エリートだから覚えるのが得意なんじゃない?と思ってこの本をぱらぱらとめくってみました。

こんなすごい人でも、「ほら、あれなんだっけ?えーっと・・・」なんてこともあるそうです。ま、人なんだからそんなこともあるでしょ。とはいえ、冒頭に書いてあるのは、この本は「難易度のレベルと出題範囲がある程度決まっていて、過去問が入手できる試験に受かる暗記のコツ」を伝えたいと書いてあるのです。

多くの人が求めているのはこの方法ではないでしょうか。もちろん、何でも覚えられる人にあこがれはあります。でも、どちらかと言えば、暗記力上げたい<試験に受かりたい だと思うのです。そして45個の技が、できる人とできない人との比較で掲載されています。

45個もあれば、何かしら現在自分もやっている。と思う項目もあると思いますが、私は、「受かる人は電車に乗るまでに10個覚えるが、落ちる人は電車に乗ってから10個覚える」は、目からうろこでした。

隙間時間を活かそうとはよく聞く話。しかし、その隙間時間に対する向き合い方が違っていたことに気づかされました。ほんの一瞬の緊張感を逃さない。ぼーっとしてたら見落とす隙間を逃さない。「頭がいい」と思う人は、一瞬を活かしている人なんだと思いました。

半分は漫画でストーリー仕立てで進んでいくので、読み進めやすいです。資格試験を受ける方は、立ち読みでも軽く覘いてみてはいかがでしょうか。


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