「バカとブスこそ金稼げ!」を読んでみた。

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【著者紹介】泉 忠司 1972年、香川県生まれ。偏差値30から半年で全国模試1位に。ケンブリッジ大学留学、早稲田大学 British Studies研究所客員研究員、多数の有名大学の講師を務め、作家、起業家等多方面でも活躍中。

衝撃的というか、挑発的というか、「あ、私のことだ」と思って購入しました。2015年12月19日第二刷。ちょっと前なので、ビジネス本をよく読んでいるような方や、経済に明るい方にはもの足りないと言うか、古い。と感じられると思います。

ちなみにこの本の中での「バカとブス」にはもちろん定義があって。バカもブスも同義で使われているのですが、世の中の流れを知ろうともせず、人生を諦めて、思考停止している人のことです。

こういう人たちは、消費と搾取のカモになりやすいので、まず損をする人たち。そういう人こそ、稼げるよ!と言ってくれている本です。

さすがに話術がうまく、そうだよなーと思うことしきり。

初めから、身近な人に相談するな!超一流から学べ!ですよ。身近な人に相談する人は多いと思いますし、相談まではいかなくても、今後のこともあるし、早い段階で家族に話はしておかないと・・・と思う方も多いのではないでしょうか。

それも、身近な人はお金儲けで成功していますか?お金の稼ぎ方を知らない人の言うことを聞いても稼げるわけがない。-おっしゃる通りです。こんな具合に、いちいち納得できる例が盛りだくさん!

中でもここ数年の副業ブームで、何の副業を始めようかと興味を持っている方や、複業で安定を目指したい方はずいぶん増えているはず。それも、パルテノン神殿方式で複数の収入のはしらを立てろ!とその必要性を説いていらっしゃいますし、その思考法も開設してくれています。

よく「お金は使う程、稼げる」と言われますよね?でも、使っても減るだけだ。と多くの人が感じていると思います。それも、使うための思考法があったのです。

同じ「消費」という行動も、考え方次第で「投資」になる。ひいては「稼げる」という仕組み。これも与沢翼さんの例を挙げて、カッコイイからという理由で買った3000万円のフェラーリは消費だが、世界に2台しかないロールスロイスを買って、メディアによる広告効果を見込み、それによる収益増を狙って買った場合、後者は投資になる。など非常にわかりやすい。

グローバリズムが進む中、海外に目を向けろと言われて、とりあえず英語を勉強する人は多いと思いますが、時々「何のためにやっているのだろう」とか思いませんか?

でも、日本で今までやったことを海外で再現したらいい。と、ビジネスモデルが具体的になると、必要性がリアルになると思います。

受験漫画の先駆け「ドラゴン桜」のモデルと言われる著者なだけに、全体を熱く語ってくれています。いいとこ取りではなく、学ぶときは丸ごとしっかりと学べ等、基本を説いてくれる姿はまさに先生です。

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