メゾン・アイリス 他己紹介1

 今回は最年長コンビこと藍原誠(35)と黒川聡(35)に、他の住人の印象について聞いてみました。

(Q1.軽い自己紹介をお願いします。)

「えー、黒川聡、35歳。普通の会社員です。」
「僕は藍原誠。しがないバーでオーナーというか厨房というか、バーテンダーやってます。聡と同じ35歳。」
「バリバリ夜の仕事だよな、俺とか雅人と違って」
「一応夕方から夜の仕事なんだけど。まー帰る時間遅いからね」
「遅いってか明け方だろ。つか瞭がギリ寝る前くらいもよくあるだろうが」
「瞭が寝る時間とかぶっちゃうとねー、あとから凄く怒られるから気を付けてるよ」
「キレると意外と手が付けられないんだよな、瞭」


(Q2.他の4人について一人ずつどうぞ)
「他4人。」
「他4人ねぇ、僕と聡が大学の同期でメゾン・アイリスでも一番古株だけど・・」
「じゃあ入居が古い順に行くか。というと?梓?」
「梓は・・まぁなんていうか、凄いよね。あんだけメディアに露出してながら週刊誌ネタにされるってのもさ」
「最近なんて週刊誌の記者ともとうとう仲良しになったとかで。相手の男やら女やらのネタ売っぱらって懇意にしてるんだってよ」
「なまじ性別に好き嫌いがない分誰でも餌食になるからねー。自己中度合いで言ったらある意味メゾン・アイリスでも一番かもしれない」
「お前が言うかって話だけどな。モデルってだけあって顔は良いから・・うん、相手が毎度可哀想だ」
「次。雅人と瞭か。二人して同時に来たんだよね」
「雅人が今の学校に転職してきた年で、瞭が遅れて大学卒業の年だったな。確か2年遅れで入学したって言ってたな」
「雅人はそのときで教員6年目だって言ってたはずだけど、6年目で私学のしかも日本史教師って、結構倍率凄いって聞くけどよく考えたらやっぱ優秀なんだろうね」
「学校だと超いい先生、なんだってな。俺は全く信じられないが」
「雅人と聡って結構よくつるんでるイメージあるけど、まー、僕たちがサイコパスだっていうなら、その度合いは雅人が突き抜けてるよね」
「これもまたお前が言うかって話だが、そうだな。確かに外面だけは完璧だから・・というか、あの性格も別に作ってる訳じゃない、単に出さないほうが良い所は場面に合わせて引っ込めてるってだけだから、ある意味どこまでも裏表がない優男、とも言えるわな」
「同意。瞭は?」
「あれは・・・なんていうか、猫って感じだな。あんだけボロッボロな生活しておいて、家事やら料理やらそこまでしなくてもってくらいやってくれるし」
「若干僕らが申し訳なくなるくらいやってくれるよね。めちゃくちゃ病んでるのにある意味精神的には一番健康かもしれない」
「自己犠牲型の最たるものというか、目的の為なら一番躊躇いを捨てるのが早いというか。」
「の割に部屋が片付けられない辺り可愛いんだよねェ」
「可愛いかどうかは分からんが。あと髪切ったらどうだ?とは言いたい」
「ふわふわしてて気持ちいいけどね、瞭の髪。んで、最後が凜ちゃん?」
「凛太朗な・・・ホントあのクソ大家に似なくてよかったというか、ちょっと引っ込み思案過ぎるところが気になるが」
「一応雅人の勤めてる学校に高校は進学するつもりって言ってたよね。まー下手な公立より癖強くてもよっぽど私立の方がいいのかなーとは僕も思うけど。凜ちゃんの性格考えるならね」
「将来が楽しみというか、まぁ・・凛太朗も凛太朗で結構思い切るととんでもない事しでかすから、制御方法は俺達で教えてやらなきゃならないな」
「そだねぇ。他4人についてはそんくらいじゃない。」


(Q3.お互いに思うことを教えてください。)
「誠は・・いつか性病で死ぬと思ってる」
「それっ、ちょ、開口一番それ!?酷い酷い、ちゃんと避妊はしてるから!」
「・・忘れてたがこれ、一応全年齢対象のトーク収録らしいぞ。言葉に気を付けないと」
「いやー、大事でしょう。今や中学の保健体育ですら習うような話なんだから全然」
「それで前凛太朗のこと怯えさせたのお前だけどな。・・まぁ、誠は適当な男だけど・・、料理は結構イケる。うん。」
「全然褒めてもらってる気はしないけどね・・。そんなこと言ったって、聡は聡でなかなかにクズというかさ、男女関係でもめ事起こしてないだけで、会社だと一体何人更迭させたんだかって話でしょ。どこまで本当の理由なのか分からないけどさー」
「使える手段は使おうってだけだ。お前みたいに・・いや、結局俺もお前も自分の見栄が第一みたいなところあるからな。ある意味一番同族かもしれない」
「だろ。僕も結構酷い言われ方するけど、聡も大概だよ。だからもう・・18年目?の付き合いになるんだし。ある程度頭おかしく無きゃ付き合ってらんないよ」
「かもな。」
「うん」

(ありがとうございました!)

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