メゾン・アイリス 他己紹介3

 今回は学生&先生コンビこと林凛太朗(14)と幸田雅人(32)に、他の住人の印象について聞いてみました。


(Q1.まずは軽く自己紹介をお願いします)
「えっと、林凛太朗、14歳です。中学生・・です」
「幸田雅人、32歳です。高校で日本史教えてます。さて・・インタビューだってさ。頑張ろうね、凛太朗」
「はい・・あんまり得意じゃないですけど、僕の知ってること、話します」
「そんな固くならなくても大丈夫だよ、凛太朗は真面目だねぇ」

(Q2. 他の四人について一人ずつどうぞ)
「他の・・」
「成程。じゃあ手っ取り早く、年の順に行こうか。まず聡?」
「聡さんは・・かっこいいです。できる大人ってあんな感じなのかなって。あと、結構力持ち」
「力持ちかぁ。確かにそうだね、酔い潰れた瞭のこと部屋まで運ぶの大体聡だし」
「お父さん、みたいな・・ちょっと変な例えかもしれないけど、ここのおうちのまとめ役って感じがします」
「まぁ同い年とはいえ誠がそういうの当てにならないからねぇ。根本から倫理がおかしいタイプじゃないし。何故かご近所のおばちゃんからよく物貰ってるよ、煮物とか」
「となりのおばあちゃんの煮物、美味しいですよね。僕ごぼうの煮物、すき・・。で、えーっと、誠さんは・・僕ちょっと、実は誠さんがたまぁに怖いって思う事、あります。」
「結構所作が雑だしね、足癖悪いし」
「・・それもそうなんですけど、たまに誰かと喧嘩すると、誠さんいっつも笑顔なんですよね。にこにこしてるのに、言ってることと顔が合ってない事があるっていうか・・でも、いつもはとっても優しいです。お掃除好きで、あとはあやとりも上手です」
「あいつあやとり上手なんだ。そうだね、誠かぁ。人間としては一番外道だと俺は思うよ。俺も誠とは何度も大喧嘩してるし。一度盛大にやって以来、凛太朗の前で喧嘩するのは禁止になったっていう過去があります。まぁ、普段は普通に仲良しだけどね、全員」
「実は、僕の前でみんな喧嘩しないようにって気を遣ってくれてるの、知ってます・・」
「人間とか同居人って前に、俺達いい大人だからね!・・で、次。瞭は?」
「瞭さんは・・瞭さんが一番料理が上手です。僕もたまに教えてもらうけど、とっても丁寧に教えてくれるんです。・・たまにお薬沢山飲んじゃうのはやめてほしいなって思うけど・・救急車呼ぶくらいになると、やっぱり心配だし」
「あれはまぁ、ああして生きてるタイプだから仕方ない。俺も大きな借りがあるしねぇ・・でも何かと丁寧なのは小さい頃からかもね。根気強いし、手先も器用。ただ思い切りが良すぎて超思い切るから、そこは心配」
「雅人さんと瞭さんは小さい頃からの友達なんですもんね。ちょっとうらやましいです」
「まぁ、うん。ちょっと歳離れてるけどいい友達だよ。あと瞭はもうちょい体重増やした方がいい。俺の肩身が狭い」
「別に雅人さんは太ってないけど、瞭さんは痩せてますもんね。・・最後は梓さんですけど、梓さん、最近また雑誌に載ったって・・」
「その話はやめておこう。全年齢対象だから、このインタビュー。というか凜ちゃん、それどこから聞いたの」
「あ、梓さんが自分で言ってました・・」
「(梓め、その手の話は凛太朗には聞かすなっつったのに・・)全くもう・・。梓ねぇ、流石モデルってだけあって、同じ男からしてみても凄い顔は良いと思う」
「梓さんは髪がさらさらで、いっつもいい匂いがします。あと、多分ここのおうちで一番ご飯いっぱい食べます」
「運動量も結構すごいからね。自分のポリシーで腹筋は割りたくないって言ってたけど」
「朝一番早く起きて、ランニングしてるし。僕が起きる頃に帰って来るので、よく洗面所で会います。あと、おさかな焼くのが上手です」
「誠のあやとりといい、結構変な事知ってるんだね、凜」

(Q3.お互いに思うことを教えてください)
「凛太朗はねぇ、可愛い。まだ背が小さいのを気にしてる辺りも可愛い」
「僕、どっちかっていうと聡さんみたいに、筋肉とか欲しいんですけど・・」
「凛太朗はそのままでいい(断言)。んで、来年うちの高校受けるんだよね。そしたら1年生の間くらいは俺が授業担当することもあるかもねぇ」
「雅人さんの学校、レベル高いから受かるか分からないですけど・・でも、今の学校もちょっと嫌なので、できたら受かりたいです」
「頑張り屋の凛太朗なら大丈夫だよ。それにうちには地味に高学歴が揃ってるからね、偏ってるけど。」
「雅人さんは・・もうちょっとお菓子を控えた方が・・」
「えっ・・これでも結構減らしてるんだけど・・」
「昨日とか、お夕飯の後に一人でキャラメルコーン一袋食べてましたよね?」
「や、だって・・」
「それにこの前の誠さんとの喧嘩も、お菓子の事でしたよね・・・?僕、雅人さんが高血糖気味とか、やです。いつまでも元気でいてほしいんです!」
「・・・、・・・・はい。可愛い凛太朗のためにも、気を付けます。」

(ありがとうございました!)

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