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0721「22戦19勝」

実はこの週末、先週の末からの流れで自宅に帰る予定が、家族が妻の実家にいた関係でそっちに帰っており、数日前に書いたファブリーズを身体に噴霧してどうにか生きていく生活がまだ続いている。正確には、数日前に書いた、大阪でびしょ濡れになった服を、ビニール袋に詰めて持ち運んでおり、昨日の朝、久しぶりに取り出したら、もう本当にまじで発酵してしまって、酸っぱい、ある種、美味しいのではないかという刺激臭がして、妻にものすごく怒られた。さすがに私もそんな服を着るわけにはいかないので、着ている服も含めて洗濯機に突っ込み、裸に腰にタオルを巻いた状態で洗濯が終わるのを待った。

妻の実家で、全裸にタオルで洗濯を待ちながら、「ワイドナショー」の生放送を見る。我ながらとんでもないことになってしまったなと思う。お昼くらいになり、洗濯が終わったかと思って洗濯機から洗濯物を取り出すと、全然刺激臭が取れていない。これは、このままでは出かけることができず、一生妻の実家で裸にタオルで過ごすこととなってしまう。仕方がないので、もう一度最初から洗濯することにし、しかし被害が少ない服と下着を広げて、隅から隅までファブリーズを3回ずつ噴霧し、それを着ることにした。思いのほかこれは良くて、ファブリーズはやはりすごいなと思った。

外出できるようになったので、下の子供2人を連れて出かけた。次男がいろんな乗り物に乗りたがっていたので、近所の乗り物博物館的なところに向かい、帰りには、家族で串カツ田中に行った。串カツ田中に行くのは10年ぶりくらいで、上場以来初めてだ。そこで、すごく感銘を受けたことがあって、串カツ田中は素晴らしいなと思ったのだが、今日はこの文章を書くのも遅くなってしまったし、そこそこ真面目に書かないといけない内容なので、今日は書かない。選挙の件は、うちは海外居住扱いだったりしていろいろ複雑なのでまた別の機会に書く。

元大関でありながら序二段まで番付を下げて、そこから再起を賭けている照ノ富士の7番相撲だった。照ノ富士には何回かここでも言及しているが、復帰して3場所目。当然のごとく、「強くてニューゲーム」そのものの勢いで番付を戻している。

昨日の1番は、玉ノ井部屋の幕下付け出しデビュー2場所目の白石だった。つまり、ただの幕下力士ではなく、もしかしたら一気に幕内とかまで上がるポテンシャルと勢いがある、髷も結えない強敵だと思われる。ほんのり、高山vsドン・フライを想起させるような殴り合いも入っている面白い1番だった。しかし内容としては、強敵相手に超余裕で照ノ富士が受けている相撲で、一方的だったように見える。本人曰く、まだ全盛期の40%くらいらしいが、幕下というのはかなり競争の激しい場所であるから、この地位でこれだけの相撲が取れるということは、まだまだ余裕で上に上がっていけるということで、素晴らしいなと思う。

これで今場所は6勝1敗。復帰後は、序二段の優勝決定戦を含めると、22戦19勝だ。序二段の優勝決定戦で敗けた同じモンゴル出身の狼雅が、ほぼ同じスピードでほぼ同じ番付まで上がってきていたが、今場所は照ノ富士がきちんと勝った。そういう意味でも、狼雅という怪物ルーキーの成長スピードよりも照ノ富士の復活スピードのほうが速いとすら言える。照ノ富士がこの後幕下突破に2場所かかったとしても、初場所には十両に復帰し、そこで3場所かかったとして、来年の今頃には幕内に復帰しているだろう。その段階でも照ノ富士は28歳。横綱2名はもう年を食ってきているし、そろそろ相撲は世代交代だよね、という機運も高まっている中、それを演出するのは戻ってきた照ノ富士なのではないかと思わせる。そうなってくれたときに、かつて「モンゴルに帰れ!」とヤジられた、鼻持ちならなかった若いモンゴル人力士を相撲ファンはどう迎えるのか。本当の意味で大相撲の国際化を完成させるのは、照ノ富士の未曾有の復活劇になるのではないか。

今日は、「あんたは会社の代表なんだから日記にネガティブなことを書くな」とアドバイスをされた。試しに相撲にパラメータを振ってみたら、すごい幸福な文章が書けたので、もうこの日記は相撲について書く日記にしようと思う。

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