恥を捨てま「せう」

4/20 椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常 神戸国際会館
のライブへ行った。

私が使っているエレキギターは椎名林檎の影響でデューセンバーグだ。周りから似合わないギターを使っていると言葉をかけられようとも私は死ぬまでこのギターを手離さない。
椎名林檎は青春の音楽で、
そして今も、現在進行形で人生に寄り添い支えてくれる。
戦いの朝も、恋に浮かれた日も、歌声とギターと言葉が寄り添い、彩ってくれた。それを聞いている時は誰でもみんな主人公。
落ち込んだ時には慰め、求めるものなど幻想で、本当は不要だと教えてくれる、自由を謳歌せよ、人生を讃えよ、それでも、どうにもならないこともあるが、耐えようと、この世の無常を諭し、立ち上がりませう。
哲学や、宗教に近いかもしれない。
今日の林檎様は、楽しそうで、お好きな音楽を歌われているように見えた。今は、こういうのがお好きなのですね、これからも、もっと自由に林檎様を魅せてください。それまで、私も元気にエレガントに生きていきます。
3階席の遠くから双眼鏡を片手に、穴が開くほど見た。目に焼き付けた。まぎれもない椎名林檎がそこに居た。
諸行無常の世で、今宵、椎名林檎をみた。同じ夜、ありあまる富でした。

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