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皆すべからく......

他人が1やって1できることを、自分は10やらないと1にならない。
だったら10やるしかないんだ。

こんにちは、Qaseeエンジニアチームの水野です。
上の文章は、高校の時にある先生が授業中に話していた言葉です。

小中学生の頃、僕は運動も勉強も苦手で、自覚していたかどうかは別として
他人に対する劣等感みたいなものが強かったように思います。

高校生になった時、このままではまずいと思い、運動は本当にやる気が出なかったので、せめて勉強くらいは人並みにできるようになろうと決意しました。

商業高校の科目が肌に合っていたということもあり、努力した結果それなりに成績は上がりました。
ですがやはり上には上がいるわけで、自分がどんなに努力しても敵わない相手が何人もいました。

やっぱり天才には敵わないんだから、こんなに努力してもあんまり意味ないのかなぁと疑問に思い始めました。
また、かなりハードなスケジュールで勉強していたので、寝不足と疲労も相まって正直心が折れかけていたのです。

そんなとき、前述の言葉を耳にして衝撃を受けました。

他人が1やって1できることを、自分は10やらないと1にならない。
だったら10やるしかないんだ。

ごく単純に例えると、
『他人が100時間勉強すれば取得できる資格を、自分は1000時間勉強しないと取得できない。
だったら1000時間やるしかない』
ということですね。

ある意味すごく残酷な言葉なんですが、僕はこの言葉に希望をもらいました。
「どんなに努力したところであんな天才には敵わない……」
と嘆くのではなく、
「自分だって10倍、100倍努力すればきっと追いつける」
とポジティブに考えられるようになりました。

(まぁ考えてみればごく当たり前のことなんですけど、心に響く言葉ってそういうものが多いですよね……?)

自分で言うのもなんですが、高校以降は楽な道は捨てて自分から茨の道に飛び込んで割と大変な思いをしてきました。
何度も心が折れかけましたが、この言葉を思い出し、なんとか踏みとどまってこれました。
そのおかげで、辛かったけどとても充実した時間を過ごすことができました。

苦手なことでも、諦めずに努力していればいつの日か必ずできるようになる。
必要な努力の量は人によって違うけど、絶対に達成できないなんてことはないはずなんです。

天才という壁にぶち当たったとき、何か新しいことを始めるとき、今ではこう思うようにしています。

「つえーやつがいっぱいで、オラわくわくすっぞ!」

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