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体験茶道 茶論

茶論という場で茶道を体験してみた。

「知ー型ー心」の三位一体がテーマの現代的な茶道を普及するサロンとのことで、前から興味があって行ってきました。

「茶を以て美を論ず」、茶を通じて日常が変わるというのは、コロナ以降の新たな日常の中で、とても心に沁みます。

茶を始めると、「心と身体が整う」、「季節を感じる」「気配り上手になる」とのことです。


適度に茶の知識を教えてくれました。最澄ー栄西ー足利義政ー村田珠光ー千利休に至る、茶の変化を学び、そのうえで、明治以降に始まった現在の茶道の在り方を紹介する。さらに進めて、現代のライフスタイルに応じた茶道を考案する場が「茶論」だとする姿勢にも共感しました。

自分も、最近、朝、日の出の頃に、抹茶を立てていただいていたので、こういう形で茶道が日常に入ってもおかしくないと感じていたが、確信を持つことができた。

洋服で問題なし、テーブルと椅子の空間で、相手へのもてなしの心を考えるためのしつらえで。

流派はなく、師匠もいない。修行ではなく「学び」というのも、今の人には受け入れられやすいと思う。

「茶論=サロン」とするには、その場で話される知的な愉しみが重要になるのではないかと考えたが、さすがにデパート空間では限界があるのかもしれない。



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