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50歳50冊「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」

「クレイジーな人」、アップル社のスティーブ・ジョブズの
キャリア、ビジョン、考え方、顧客への取り組み、デザインへのこだわり、
ブランド体験、そのストーリーてリングを
アップル社の取り組みとともに、多くのイノベーティブな企業の実例の
2章で紹介する構成。

7つの法則とは、
1.大好きなことをする
2.宇宙に衝撃を与える
3.頭に活を入れる
4.製品を売るな!夢を売れ!
5.1000の事にNO!と言う
6.めちゃくちゃすごい体験をつくる
7.メッセージの名人になる

「初体験が多ければ多いほど人生は豊かになる」という
初体験派を自認している自分も、
その体験と体験をしっかり「つなぐ」ことが、
新たなイノベーションを生み出すきっかけになっているかどうか、
よくよく考えて、やはり体験したことはいつかどこかで
イノベーションの種になると確信して、
この本の真意に自分なりに合点がいった。

また、「現実歪曲フィールド」という強い意志の重要性を実感した。
自分の途方もないアイディアを実現しようと考えたら、
その情熱で、疑心暗鬼な周りの人々を説得しなければならない。
「現状」という凝り固まった認識から抜け出そうとしない、間抜けに
足を引っ張られないようにしなければならない。

イノベーターのDNAは
「疑問力、実験力、ネットワーク力、観察力」であり、
心の底から「自分が欲しい事」を知る。
それはけしてフォーカスグループは気づかない、
まったく新しい体験を創る事である。

「シンク・ディファレント」は、そうやって出来上がる。

子どもたちに教えたい「思いを伝える力」「プロデュース力」のベースになる本として紹介したい。


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