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50歳50冊 ビジネスモデル・ジェネレーション

自分のアイディアを明確に説明できなければ、
それはビジネスにならない。

人生の50冊 ビジネスアーキテクト編 ベスト1

時代を突き破るビジネスモデルを考案しようとしている
起業家には最適の本。
「ビジネスモデル設計書」として自分のアイディアを
整理・説明するためのツール「ビジネスキャンパス」が秀逸。

古典的なマネジメント、競争戦略モデルから
ビット・ネットワークモデル、ブルーオーシャン戦略、
ロングテール、フリーミアムなどの
21世紀型のビジネスモデルの基礎知識がある人間のハンドブックとして活用できる。

1.顧客セグメント
2.価値提案
3.チャネル
4.顧客との関係
5.収益の流れ
6.リソース
7.主要活動
8.パートナー
9.コスト構造

これらが整理してストーリーの上で語られないと
経営トップ、投資家、ステークホルダーには納得されないであろう
ポイントをとてもうまく表現している。

ビジネスアーキテクチャーとしては
このブロックの関連性を踏まえて
使いこなせるようになるべきマップだ。

第1章の「キャンバス」だけでも有効だが
第3章の「デザイン」、第4章の「戦略」まで
しっかりチェックしていくべき内容だ。

顧客ウォンツ観察やリーンスタート、プロトタイピング、
ストーリーとしての競争戦略など
いま流行のモデル策定理論はほぼ内包されていると考えられる。

自分の活動のためには
「北極星を照らしてくれる」羅針盤である。

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