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新しいお墓選び「築地本願寺倶楽部」 ゴキゲンLIFESHIFT 45 家族のケアで後悔しない

人口減少社会、老人の大量死時代を迎えて、葬儀業界も大きな変革期にあります。
今回のブログは、樹木葬・自然葬ブームの後、よくよく考えれば、築地本願寺が始めた「都会墓」というコンセプトが素晴らしいという内容です。

母の葬儀にまつわるタスクの最終段階として、我が家のお墓選びをしています。私には子供がいないので、自分の代以降の墓守がいません。なので今後一切を一回で済ましてしまう「永代供養」を条件に墓所を探しています。

当初は生前の母と相談していた「樹木葬」というイメージに憧れて、地元の自然葬ができる墓所を回りました。

ところが、今流行りの「樹木葬」の実態は、言葉とはかなり違うものでした。
それは人口減に伴う大量死時代を先取りした、安上がりな永代供養ビジネスでした。

人口減少化において、墓守の子孫がなくなるのは共通の悩みで、多くの墓所は永代供養が売り物です。調べると、お墓のご住職が永代供養を前面に出してご自身で経営している場合と、葬儀会社がビジネスしている場合に分かれます。

どちらも従来の檀家型のビジネスに比べると継続収入がないので、事前徴収で収支を成立させるべく前倒しに事業計画されています。
これは時代と逆行して、従来の檀家式がサブスクリプションで、新しい形態が反サブスクモデルなのです。

問題は、申込者が続々と集まり前金が増えている時期は問題ないのですが、墓の物理的な限界で募集が止まる場合や、大量死以降に応募者が急減するなどの問題が生じると、継続した管理支出で、経営が行き詰まる可能性があるということです。

実際に、永代供養で預けたものの、葬儀社が潰れてしまい行き場がなくなるケースがあったとのことです。
墓所を経営観点で見直すと、「永代」が「永遠」でないことが見えてきます。よほどしっかりした管理母体を見つけることが重要になります。

そして、ここが大事なのですが、現在の大々的に宣伝している樹木葬墓所では、「樹木葬・自然葬」を、頭で想像するときのお墓のイメージがことごとく裏切られます。

これは、お墓への通いやすさと相反します。交通至便で通いやすい墓所は、地価も高く、とても狭い場所に、桜の若木が1本立っているだけです。現地に行くと、住宅地のなかの雑多感と伴って、がっかりします。

逆に、広々した場所で自然に還るという「青空と樹木」のイメージが実現できる墓所もあります。これは交通至便の逆を覚悟しなければなりません。
都会から2時間、さらにバスで30分、そのバスも2時間に1本とかです。タクシーで片道2000円はかかります。

「青空と樹木に囲まれた死後」のイメージはいいです。流行する気持ちはよくわかります。でも、たぶん、3回忌以降、自分は通う気になりません。年を重ねれば、この移動に高齢になる自分の身体が耐えられるかどうかも自信ないです。

さて、これらの「樹木葬・自然葬」に対抗する形で、築地本願寺が満を持して提案してきたのが「都会墓」というコンセプトです。

西本願寺派の名門、築地本願寺に合同の形で納骨。
銀座から5分で、会社勤めの後に午後9時まで参拝可能。
永代供養の個人墓(一代のみ)販売。
人数分の生前権利購入・・・等々。
従来の檀家形式、流行の永代供養とは全く違うビジネスモデルを始めました。

合同墓 特別ページ | 築地本願寺 (tsukijihongwanji.jp)

なにより、都会のど真ん中で、この写真の開放感! 
納骨所も最上級のご本尊がつくられました。合同墓も敷地内に素晴らしい建築で完成し、豪華です。
加えて焼香する本堂は国宝級の一級建築です(個人的に大好きなんです、あのインド風+日本仏教)。

これ、他の墓所と見比べると圧倒的に素敵です。
なによりこのゴキゲンLIFESHIFTが求める「上質のゴキゲン感」があります。
この合同墓に合わせて、築地本願寺は全面リニューアルされており、おしゃれなカフェが併設されています。
お食事 | 築地本願寺 (tsukijihongwanji.jp)

今日、試してきましたが「朝がゆセット」が自慢で、一流ホテル並みの素敵なメニューでした。
18品の朝ごはん (tsukijihongwanji.jp)

これを体験すると、墓参りの概念自体が、バージョンアップされます。

仕事帰りや銀ブラのついでに、気軽に「立ち寄る」感覚で、参拝する機会は圧倒的に増えそうです。なにより、堅苦しくなくて、気軽です。
墓参りの後に「築地場外で食事しよう!」って誘うだけで、家族が行きたがる姿が思い浮かびます。高齢者でも大喜びでしょう。築地にある「都会墓」、圧倒的な立地条件を持っています。

そして、築地本願寺さんは、境内で音楽コンサートや舞台劇までやってくれるので、エンタメ好きな故人は退屈しません(笑)。自分も今後は、こういうイベントや、本願寺のパイプオルガンの演奏会などに通いそうです。

この新しい仕組みは、会員制になっており「築地本願寺倶楽部」という無料のクラブへの入会者の特典として組み立てられています。

墓参りアップデートとして、検討してみてはいかがでしょうか?

築地本願寺倶楽部 | 築地本願寺 (tsukijihongwanji.jp)



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