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選手サービスのお仕事

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。

さて、今日は全日本テニス選手権での私のお仕事、「選手サービス」について紹介します。

大会にはそれぞれセクションがあります。

試合をスムーズに進行させるレフェリー、審判、コートサービス、ボールパーソン。大会運営の最終決定権を持っているトーナメントディレクター、メディア、医療スタッフ、選手へのサポートサービスと様々です。今回わたしは選手サポートをしながらメディア(sns対応)の役割をいただきました。

選手の練習コートの予約対応

一番肝心なお仕事はこちらです。夕方になると次の日の予定表(OOP)が発表されます。そのOOPを選手は確認して練習コートの確保をします。試合があるなら、開始時間の前に練習コートを予約します。そのときに公平に練習コートを確保できるようにするのが私達の仕事です。

練習コートが少ない大会(今回はインドアで試合だけど練習コートはアウトも使用)など状況によっては1人1時間までとか制限することもあります。

お水・ボールの受渡やバスの予約

選手が必要なボールや水を受渡をします。そのほかにも、会場からのバスの予約を受け付けたりもします。

大会本部と選手のコミュニケーション役

大会側から選手個々に伝えたいことなども私達から選手へ伝えます。もちろん、選手の要望なども私達が聞き、それを大会本部へと伝える役割もします。

選手が快適にこの大会を過ごせるかどうかは選手サービスの対応にかかっています。大会というのは表側(観客側)から見る景色と裏側(大会スタッフ)から見える景色は全然違います。そしてもちろん選手側から見える景色も違います。たくさんの大会がありますが、ひとつとして同じ大会はありません。

たくさんの方のマンパワーを使ってどんな大会も開催されています。選手に寄り添う大会として進めてきた今回の全日本選手権は選手からのヒアリングもして、来年改善できるところは改善していければと思っています。

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