おしゃべるミカミ

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たいせつときょうみがない

私は好き嫌いという言葉が苦手で、 よく「大切」と「興味が無い」 に置き換えていた とても極端だ 今考えてみると、 真ん中のゾーンもきっと存在していたけど、 そのゾーンのものたちは 似合う言葉がなかったのだと思う あと、以前は極端をひどく好んだ 嘘か本当かよりも、 極端であることがわたしにとって正義だった 中学生くらいから嫌いという感情を消した (過去形なのは最近はその嫌いという感情も面白いと思っているから) 個人差はあるけど、 嫌いというのは好きよりも頭の中を占める そ

    • ごじあいください

      たまに なぜ存在しているのか 分かっていないことに 気づく瞬間がある ちょうどさっきそれが訪れた というよりは わたしが 近づいて吸い込まれてしまった感覚に近い 前提として、 存在意義は分からない、 または、 感情的な変動するものだと思っているので 「分かっていない自分に気付く」 がしっくりくる その答えは出なかったのだけど いつも通りフィルムカメラの写真を 画像で使おうと思い、 久しぶりに見た とっても落ち着いたし 目元が熱くなった 私ごとですが カメラロールの整

      • しについて

        とても長いし、 だからと言ってすごく情報があるわけでも ないということはちゃんと伝えておく。 ただ、去年の冬に走り書きした内容が なぜか置きっぱなしだったから、 供養みたいなもの 本当はその瞬間にスラスラと全てを吐き出せたら良かっただろうに、満員電車の中、至近距離にいる他人に怖がって、吐き出せなかった わたしは本当にそういう事態が多い その話は置いておく そう、「死について」 わたしは「死」を高貴なものと捉えている わたしの辞書にある「高貴な」は、 美しすぎて近づ

        • あいとよばれるもの

          先日、 The Invisibles: Vintage Portraits of Love and Pride という写真集を見る機会があった ゲイやレズビアンのカップルを撮ったもの 昔は、同性愛というものが隠すべきもので 公に撮られた写真ではなく 信頼している友人に撮ってもらったものらしい その写真を作者が集め、写真集にしたと わたしは涙が出てきた そのときは この涙が説明できないから 必死に隠していた 時間が経ったその夜に 一緒に過ごしていた友人に そのことを

        たいせつときょうみがない

          あかいなにか

          ふと、わたしの生きているときにやってきた 「色」に関することを考えた 小学生のころに描いた絵やポスターの背景は ずっと「水色」か「黄緑色」だったし 小学5年生のころは「黄色」と「オレンジ色」になぜか執着していた (きっと二宮和也の影響) 中学生や高校生のときは「虹色」じゃないと許せなくなった 大学生のはじめのころは「紫色」が似合うと言われて、紫色の小物が増えたし 大学生の真ん中くらいは「黒色」の余裕さに全てを任せたくなって、黒色の服しか着なくなった 気温が上がると

          うまいものはよいにくえ

          どうも、ミカミアズサです。 なんだか、ものを書くことを表現のツールとして、便利なアプリを活用してみようと思い、「思い立ったが吉日」と誰かの声が聞こえ、はじめてみました。 よく耳をすませば、自分の声だったように思いますので、そんな感じです。 今、チョコとポテトチップをほぼ同じ内容が残るような口内で食べているのですが、合うものですね。 そんなことは置いといて、今日はなにを話しましょう。我が家の2階に置いてある「言葉箱」のようなものからテーマを見つけるのもいいのですが、題名に

          うまいものはよいにくえ