推しが性癖に与える影響
Abstract
性癖 は生得的欲求を土台として、文化的常識と個人・社会経験によって形成される。筆者の推しがどのように性癖に影響したかを雑に観察することで、オタクの性癖がエグくなる原因を適当に説明しアドカレの記事とした。
Author
この記事:fewless
昨日の記事①:You rein「プロ基礎を終えた同期に向けて、コンピューターのことについてかきます」
昨日の記事②:しな「本を読んでほしい」
昨日の記事③:Akira Maeda「VScodeとGitHubで快適に講義を受ける方法」
Introduction
皆さん異常性癖あると思います。基本的にモリモリマッチョ男とムチムチ女が子孫繁栄には有利なので、それ以外が好きな方は異常性癖です、たぶん。
私は性癖の幅ならば学内上位5%に入る自信がありますが、なぜそこまで広がったのでしょう。ここで私の 尊大な性癖と憶病な推し行為を、歴代の推しとか適当な理論とかで誤魔化しながら説明していきたいと思います。
My Fave History
Incident 1
ある日、夜中に目覚めてリビングに行くとTVがついており、初めてリアルタイムで深夜アニメを視聴しました[図1][図2]。当時、某ボカロの声が大好きだったのですが、ボカロの音源と主題歌の歌手が一致したことで声とビジュアルのリンクを覚えます。
ここで幼き私は”声”という特大性癖を獲得することになります。注意点ですが、えっちなアニメではなかったので、この性癖は性欲に直結しません。
Incident 2
高校でめっっっっちゃ声の良い女子(以下、推しα)に出会います[図3]。当初、アバター情報は別にどうでもよかったのですが、次第に推しαの要素が癖になり始めます[図4]。
困ったことに、小学生、中学生と獲得してきた性癖も継承され、時折影響を及ぼします。過去の好みが散発的にやってくるので DRAM (Dynamic Recurrent Anterior Mindset) という、なんか記録できそうな名前にしておきます。
Incident 3
大学に入ると、よく知らんけどTRPGしたら声が良すぎた推し(推しγ)、なんか落ち着く声の推し(推しβ)、急に爆誕した結衣ちゃん、で構成された持続的な性癖を支える3本の矢[図5]が刺さります。ここで推しから派生した癖は競合しないことが発覚します。
ついでに、ましろとかワンピとか話が通じない親友とかが微妙な穴を埋めます、綺麗な分布だ。
Consideration
私のようなタイプは性癖が徐々に積み重なって影響します…….過去の性癖がモザイクがかって影響してきます…….。 適当にSD (Stimulant Diffusion)とか名付けておきます。
常人を偽る方って、性癖が領域ごと遷移して環境に適応するハズです[図6]。
しかし、SDだと過去の性癖が全く消えないので濃度が変化せずに分布します[図7]。これは性癖自体ではなく推しにポインタが刺さっており、かつ推しという強烈なエピソード記憶に縛られているからだと考えています。しかも恋愛ではないので単一対象の必要がなく、破局のような破滅的展開も少ないという事実が効いてきます。
推しから派生した性癖は強固に作用し、払拭には推しを否定する必要があります。でも推しを否定するタイミングって基本的に無いですよね??????しかも雑に推してるのでグチャグチャです、説明可能性はクソ喰らえ。
推しは「なんらかの障害により恋愛関係に発展することが難しい場合の代償行為」とされていますが、代償が大きすぎませんかね。
Conclusion
推しにポインタ刺して要素を性癖にするのは止めましょう。
Acknowledgments
次回 12/4 に投稿される azurataさんの「malloc(sizeof(void*)); // 黛冬優子の誕生日」、Akira Maedaさんの「インターンで芸大生と美大生に捻りつぶされた話をします」にはお世話になっておりませんが、アドカレに参加なさったことに対してこの場を借りて感謝申し上げます。
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