見出し画像

ニデック評を斬る

こんにちわ。私のnoteを読んで頂きありがとうございます。

今回は「ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か」という記事を題材に、ニデックの現状を振り返ってみたいと思います。

 この記事のニデックに対する理解は、はっきり言って大変お粗末で、多くの人が陥りがちな誤解が散見されます。しかし、世間の誤解を正す意味で良い叩き台になると感じましたので題材にさせて頂きました。一緒に見ていきましょう。思ったより長くなってしまったので、記事の要旨と、それに対するコメントを先に書きます。

①ニデックが注力する中国のEV市場はレッドオーシャン。こんな市場を選んだことが間違っていた。
→中国市場に参入するのは必須であり、それ自体は間違っていなかった。ただし、生産設備を過大に抱えてしまったのが結果的に失敗だった。

②外部からの経営者を悉く解任して永守会長が復帰したものの、状況は好転しなかった。
→永守会長は状況を好転させている。前任を解任していなければもっと悲惨なことになっていた。

③永守会長お得意の「ハードワーク」と「コスト削減」を組み合わせたM&Aは限界にきている。
→永守流M&Aの本質はハードワークでもコスト削減でもない。その神髄は「社員のやる気を引き出す」ことである。

④技術力がなく、利益率が低い。これは給料に見合わないハードワークのせいで優秀な人材が集まらないから。
→「金のなる木」だったHDD用モーターに代わる利益を生む事業を作れていないのは事実。利益率が低いこととハードワークは関係がないし、技術開発もやっている。

⑤将来を見据えた研究開発が必要であり、コスト削減で利益を絞り出す戦略には将来性が感じられない。
→長期的な展望をもって開発をしている技術テーマもあり、実際10年かけて開発した製品が投入されている。

⑥ニデックとは永守会長のことであり、会長と一蓮托生の覚悟がないならこの株を買うべきではない。
→永守会長退任のイベントや、永守会長が仕掛ける予定の大型のM&Aもあり、リスクがあるのは事実。何よりニデックは挑戦し続ける会社であり、リスクの大きい企業である。そういうのが楽しめない人はニデックへ投資をするべきではないというのは妥当な評価。

と、こんなところでしょうか。では一つ一つ見ていきます。

①中国のEV市場へ参入すべきではなかったのか?

 記事では、株価の下落の原因について、次のように整理しています。

 [株価の]下落の原因は、中国の電気自動車市場での低調で、競争が激しくなっていることが挙げられます。[中略]永守さん自身も、参入している全ての企業が赤字であると言っています。
 [中略]永守さんは業績不振を歴代の社長のせいにしてきましたが、そもそも中国の電気自動車市場を選んだことが間違いだったのではないかと感じざるを得ません。

ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か=栫井駿介 | マネーボイス (mag2.com)

 たび重なる下方修正の原因は中国でのイーアクスル事業です。これは疑いの余地がありません。しかし「そもそも中国のEV市場に参入したことが失敗だった」は暴論でしょう。逆に聞きたいのですが、モーター専業のニデックが「中国のEV市場に参入しない」という選択肢があったのでしょうか?もちろんありません。

<なぜ中国市場に参入したのか??

 そもそもニデックはなぜ中国市場に参入したのか。中国が世界最大の自動車市場であることはもちろんですが、重要なのは次の2点でしょう。

①中国がEVシフトが最も早く始まる地域だったから
②中国がもっとも価格競争の厳しい地域だったから

 気になるのは②でしょう。なぜ敢えて競争の厳しい市場を選択したのか。それは「最も厳しい市場を勝ち抜けば、そのあとは必ず勝てる」とニデックは考えるからです。電動パワーステアリング(EPS)用モーターの参入が好例です。ニデックが車載事業に参入したとき、最初に選んだのがこのEPS用モーターでした。理由は車載モーターのなかでEPS用モーターが最も難易度の高い部品だったからです。

 イーアクスルも同様で「EVシフトはまず中国で始まる。そして、中国は最も価格が重視される市場である。中国市場で勝てれば、今後欧州、北米、日本でコスト競争で負けることはない」と考えていたわけです。
 加えてTier1(一次下請)としての実績がなかったニデックは、世界に売り込むためには中国市場でTier1の実績を積む必要があった、とも想像できます。中国市場は来るEV時代の前哨戦としての位置づけでした。

<永守会長の誤算>
 しかしながら、中国のイーアクスル事業は思うようには進みませんでした。なぜなのか。これだけで記事が1本書けそうなのですが、一つだけ取り上げるならば「イーアクスルという製品自体が差別化が難しかった」ということだと思います。
 永守会長は常々「我々は技術力では負けていないが、今の中国市場は技術力を評価しない」と言っています。これを「負け惜しみ」と切り捨てることはできません。なぜならイーアクスル以外の車載製品は中国でも順調に売れているからです。「イーアクスル以外の車載製品」というのは、先述のEPS用モーターや、電動ブレーキ用モーターなどです。これらの製品は安定した利益率で受注できています。このことから、ニデックに技術力がないわけではなく、イーアクスルという製品自体が、差別化が困難な製品でだったと想像できます。もっとも、事情がどうであれ、ニデックが他社を圧倒する製品を提供できていない、という見方もできます。永守会長の「技術では負けていない」という認識も疑問の余地はあります。
 ニデックは、中国でいわば「電撃戦」を仕掛けました。まず誰よりも早く参入する。最初のモデルは採算が取れなくてもシェアを取り、次の原価低減したモデルで利益を回収する。2025年の分水嶺(EVが急増する分岐点)を見据えて予想需要の2倍の生産キャパシティで待ち受ける。これをニデックでは「待ち受け戦略」と呼んでいましたが、それが様々な理由で思うように受注できず、完全に裏目でに出てしまったと言えます。

<イーアクスル事業の今後>
 3Q決算では450億円の構造改革費用を計上しました。中身は不良在庫や過剰設備の処分などです。ニデックはイーアクスル事業を諦めたわけではありません。いわば「電撃戦」から「持久戦」に移行したと言えます。EVシフトはまだ始まったばかりで、イーアクスル事業は一定の利益を確保しつつ、継続的な開発を続けなければ生き残ることはできません。ニデックは今年6月に第三世代である7in1イーアクスルを投入し、巻き返しを図る計画です。

1点目だけで長文になってしまいました。ここからはサクサクいきます。

②外部からの経営者を悉く解任して永守会長が復帰したものの、状況は好転しなかった。

電気自動車に重点を置くために特に日産自動車関係から引っ張ってきて社長に据えましたが、業績が上がらないことで次々に解任してきました。
特に直近の関さんの解任の時には、従業員の労働環境を良くしようとした関さんに対して、自分の意にそぐわないということで、業績不振の原因をなすりつけるような形で解任しました。

ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か=栫井駿介 | マネーボイス (mag2.com)

 要するに「永守さんが復帰したけどやっぱりだめだった」ということが言いたいようなのですが、ここでは2点述べておきます。第一は前任の関さんは何の成果も残せなかったということです。

 客観的事実として、関本社長の辞任後、永守会長による立て直しによりイーアクスル事業は一時黒字化の目処が立つまでになりました(しかしながら、再び赤字に転落した)。前任の関氏のスピード感では赤字はさらに膨らんでいたことが容易に想像できます(だから解任させられたのです)。解任の経緯には測りかねるので、触れませんが、解任したことは明らかに正解でした。
 第二は『従業員の労働環境を良くしようとした』という点です。おそらくニデックの慣習であった「役員7時出社」を指していると思われます。ニデックの長らくの伝統にメスを入れてしまったために、これが永守会長の逆鱗に触れたようです。
 時代に合わない考え方というのは否定しませんが「10時出社にしたら業績が上がるのか?」とは素朴に思わざるをえません。「朝7時出社」の伝統は「上に立つものは誰よりも働くべきだ」という永守会長のリーダー観に基づいています。
 これはあまりに真っ当ではないでしょうか?ノラリクラリ10時にゴソゴソ出社してくるような上司やリーダーに誰がついていきたいと思うのでしょうか。昭和だろうが令和だろうが、成長する企業、時代を作る企業というのは須らくハードワークなのです。それは日本の企業も中国の企業も、アメリカのテック企業も同じです。
 もちろん長時間労働を推奨するわけでもなく、また今後本当に優秀な人を募るためには彼らが望む労働環境を用意することは必要でしょう。ただ、関さんの解任劇については、彼の人柄もあってか「0:100で永守が悪」みたいな評価になっていますが、それは疑問です。ニデックウォッチャーの私としては、正直随分レベルの低い話で揉めていたんだなと落胆しかありません。それに朝7時出社をやめる以前に、他にやるべきことはあったし、まず成果を出して信頼を得るべきだったのではないでしょうか。永守会長が最も大切にしてきたものの一つである「リーダは誰よりも働くべきである」という信念を行き成り踏みにじったのは「正直相手のことを考えられない人だったのでは?」と想像できます。永守会長の弟分である小部社長も関氏に対しては「顧客のニーズを把握するのが得意ではなかったのでは」という趣旨のことを述べています。この点に関しては完全に黒でしょう。

③永守会長が得意としてきた「ハードワーク」と「コスト削減」組み合わせたM&Aは限界にきている。

初期のニデックはプレハブ小屋から始まり、永守さんは大手企業からの厳しい要求を受け、寝る間を惜しんで取り組んできました。
これが成功に結びついたことは疑いありませんが、同時にその手法には限界が見えてきたと言えるでしょう。

ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か=栫井駿介 | ページ 2 / 2 | マネーボイス (mag2.com)

 この後、記事はM&Aの話しに入っていき「倒産寸前の会社を安く買い、コスト削減とハードワークの徹底で立て直してきた。こんな再建手法は時代遅れだ」と主張するのですが、まるで永守流M&Aを理解できていません。永守流M&Aの神髄は「社員のやる気を引き出すこと」です。少し古い記事を引用しますが、これが永守流M&Aの本質を突いていると思います。

永守はあらゆる現場に赴いて徹底したコスト削減を断行し、営業や生産体制をゼロから見直した。(中略)だが、永守が本当に手を砕いたのは特集のタイトルにもあった「人を変える」ことだった。彼は常に言う。「社員の士気の高さこそ企業の強さだ」と。「自分は、この会社はこの程度」「環境が厳しいから仕方ない」…。そんな人の心の限界を取り払えば、高い売り上げと利益成長は成し遂げられる。そう考え、実践してきた。

20XX年、必ず訪れる試練 永守流は永続するか:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

 コスト削減は意識改革のためのステップのひとつでしかありません。コスト削減を通じて従業員に主体性を持たせ、短期間の黒字化によって「やればできるんだ」という自信を取り戻す。コスト削減の本質は、意識改革なのです。永守会長のM&Aを「ハードワークとコスト削減だけで経営再建をしてきた」と理解するのは無知を通り越して犯罪といってよいでしょう。伊達に70件のM&Aをやっていないのです。
 
ちなみに、著者はニデックのM&Aの戦略性を理解できていないようです。ニデックのM&Aは長期的な成長のために不足している要素技術を獲得することに主眼において実行されてきました。安ければどんな企業でもよかったわけではなく、ニデックの事業を補完する技術を持つ会社を買収しています。彼はそれを「詰め物買収」と呼びますが、専門用語ではプログラマティックM&Aと言います。
 ニデックの買収の歴史をつぶさに見れば、そこには先を見据えた長期的視点を見てとることができるでしょう。そして、繰り返しになりますが、永守流M&Aの神髄は、モチベーションを引き出し、その会社の力を最大限に引き出すことにあったと言えます。「コスト削減とハードワーク」はその本質ではありません。

④ 技術力がなく、利益率が低い。これは給料に見合わないハードワークのせいで優秀な人材が集まらないから。

 製造業の利益率の平均が5%ぐらいで、上場企業としては10%から15%が優れた数字とされています。しかし、最近のニデックの営業利益率はこれに届いておらず、右肩下がりの傾向が続いています。永守さんがコスト削減にとにかく厳しく、給料に見合わないハードワークを求められるため、優秀な人材や技術者が集まらず、その結果、付加価値の高い製品を生み出すことができず、利益率が上がりにくくなっているのではないかと推測できます。

ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か=栫井駿介 | ページ 2 / 2 | マネーボイス (mag2.com)

 何としてもハードワークとコスト削減を否定したい想いがひしひしと伝わってきます。それはさておき、利益率は確かに会社全体として低下傾向にあるのは事実です。理由は次の3つです。

(1)高い利益率を誇っていたHDDモーターが年々減少している
(2)家電向けや車載など新たに取り組んできた分野が、HDDモーターの減少を埋めるほどの利益率を出せていない
(3)車載のイーアクスル事業が利益が出ておらず、開発費も嵩んで全体の利益を押し下げている。

 永守会長は「営業利益率10%以下は赤字」と言い続けてきました。ニデックの現在の状況はニデック流に言えば「赤字」です。ニデックは2兆円企業へと売上を成長させてきたものの、利益率の観点からはHDD用モーターに代わる「金のなる木」を育てられていないのは事実です。イーアクスル事業がこれに代わるものとして期待されていたわけですが、これが減速を余儀なくされ、現時点では成長エンジンが見えにくいのは事実です。株価が冴えないのも、結局この点なのでしょう。利益率の改善についてはニデックも認識していて「技術がコストを作る」を合言葉に改善に取り組んでいます。

 ちなみに、ニデックの技術力についてはまた改めて書きたいと思いますが、直近ではSynRAという産業用モーターの新製品が大変興味深く、今後が楽しみなものです。旧エマソンと台湾モーター基礎技術研究所が10年かけて開発した技術で、永守会長が「ブラシレスを置き換えるかもしれない」というくらい肝いりの技術です(決算説明会でも興奮気味に語っていたのが印象的でした)。この製品だけ見ても、ニデックが長期の技術開発を続けてきたことがわかります。

世界初、アルミケージ搭載の高効率同期リラクタンスモータ「SynRA」の発売について | ニデック株式会社 (nidec.com)

 従業員の給料についてはニデックは同業他社と比べて低いと言われています。これは確かにそうなのかもしれません(技術職ではない求人が私のところにも来ましたが、確かに現職よりも安かった)。これについては、相場を見ながら必要な人にはきちんとお金を払うべきでしょう。ニデックは賃上げに取り組んでおり、永守会長曰く、今年の賃上げで村田製作所と同じ水準になる、とのことでした(初任給26万円って、メーカーとしては普通に高くないかい??)

ニデック、5%賃上げ 初任給15%アップ:時事ドットコム (jiji.com)


⑤現在は儲からなくとも将来を見据えた研究開発が必要であり、コスト削減で利益を絞り出す戦略には将来性が感じられない。

今、半導体業界が注目されていますが、儲からないながらも将来のシェアを取るために研究開発を続けてきた会社が花開いています。ニデックの戦略はこれとは程遠いように思えます。

ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か=栫井駿介 | ページ 2 / 2 | マネーボイス (mag2.com)

 ツッコミどころしかありません。『儲からないながらも将来のシェアを取るために開発を続けてきた会社』それはニデックのことでは?(笑)
 イーアクスル一つとってもニデックは凡そ10年かけてその要素技術を集めてきました。何を見て「ニデックの戦略はこれとは程遠い」と思ったのでしょうか?(何も見てないですもんね)。また中国市場においても生産能力の調整はするものの、引き続きイーアクスルの開発を続けています。前述のSynRAモーターも、10年という長きにわたって開発が続けられてきたものです。
 ニデックは確かに「儲からない基礎研究を大切にする」というイメージはないです。しかし、それは企業ではなくアカデミアがやるべきことでしょう。企業というのは顧客が望むものを実現することが第一の役割であり、ニデックはそれを徹底することで成長してきました。社会にインパクトを与える未来の技術は、それこそベンチャー企業がベンチャーファイナンスを通じて資金調達すべきもので、ニデックがやるべきこととは到底思えません。もちろん、今後は超長期の技術革新への投資もしていく必要はあるかもしれませんが、財政規律をきちっと守ることが重要と思います。ニデックはソフトバンクのような投資企業である必要はありません。

⑦ニデックとは永守会長のことであり、会長と一蓮托生の覚悟がないなら、株を買うべきではない。


最後に、記事は次のように纏められています。

ニデックの今後はどうなるでしょうか。[中略]これまで永守さんのハードワークで大きくしてきて、また本気で指揮を執るとなれば期待できなくはないですが、大企業においてそのやり方が続くのか疑問視せざるを得ません。結局のところ、ニデックは永守さんの会社でしかなく[中略]永守さんのカリスマ性に乗り、永守さんと一蓮托生でいくという方なら株を持っていてよいと思いますが、逆にそうでないなら保有するのは厳しいでしょう。

ニデック評を斬る | 記事編集 | note

 この点については「そうですね」という感想です。やはり永守会長の経営手腕には天才的なものがあり、誰も彼にとって代わることはできません。永守会長が(本当の意味で)去ったあと、ニデックが同じように成長を続けられる保証がないのは紛れもない事実でしょう。さすがに10万人の会社なので、永守会長がいないからすぐにガタガタになるとは思えませんが、色々な形で影響が出ることは予想されます。
 永守会長自身それがわかっているからこそ、売上拡大方針を改め、利益重視、技術重視、そして「何よりもモーターの分野で競争力を構築する」と原点回帰を改めて宣言しました。リーダーの能力に左右されない企業づくりを進めているわけです。
 永守会長はまだまだ元気そうで、CEO退任後はM&Aに専念するとやる気満々です。しかしながら、御年80歳であり、いつ何があるともわかりません。そういう意味では色々リスクのある会社です。
 ニデックは挑戦を続ける会社です。今後は1兆円規模の大型買収も検討しているとのことですが、これまでの最大買収額が米エマソンの1800億円(1200万ドル)だったことを考えると、1兆円という規模は尋常ではありません。御年80歳で仕掛ける大型M&Aは永守会長にとっても人生最大の挑戦となります。「投資するなら永守会長と心中する覚悟を」というのは、確かにその通りだな、と思います。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。とにかく永守会長の個性が強すぎるがゆえにかなり誤解をされている企業だと思います。今回は、記事を批判的に見ながら、ニデックの事業を振り返ってみました。
 株価やイーアクスル事業は散々なことになってはいるものの、ここから巻き返してくれると信じています。紆余曲折を経て、永守会長自身が本気で「ポスト永守」を考えていることと思います。今後の成長と変革に期待していきたいと思います。徹夜でこの投稿を書いていたので、眠くて締まりのないまとめになりますが、今後もまたニデックについて投稿していきたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?