Apple Vision Pro 体験記 🍎

先日歩いているとApple Storeに出会った。
そこにはVision Proが並んでいて、同時にデモが行われていた。その場で予約ができそうな感じであったが、その日は他の用事があったため通りすがった。

次の週、ふと思い立ってデモをすることにした。
日曜日の朝9時頃。予約を試みた。自分はGoogle mapからApple Storeを選択して、Appleのリンクへ飛んで予約した。日にもよるのだろうが、当日予約ができた。4:30を予約した。予約の際に眼鏡を使用しているか否かを尋ねられた。乱視の有無も尋ねられた。Vision proの準備に関係するようだ。予約ができたらQRコードが送られてきた。アップルウォレットへ追加しておいた。

当日でも案外予約できるもんだ。

4時くらいに店内に入った。
前の週に通りすがった時とは比にならないくらい、人がみっちりいた。店員さんも大忙しそうだった。店に着いたらQRコードを店員さんに見せなさいと言われたので、話しかけたらあしらわれた。他の店員さんにもう一回確認したら、時間まで待っといてって言われた。なので、店内をうろちょろした。Apple Watchのバンドが汚れてきたので、新しいのを買おうと思って色々散策してみた。オンラインで見つけたHERMESコラボのピンクのバンドが欲しかったが、店内には茶色のバンドしか展示されていなかった。他のものを散策してみた。そうこうしているうちに時間がきたので、店員さんに声をかけた。そうしたら、来た時とは比にならないくらいに温かく受け入れられた。ハーイ、〇〇😊、ようこそ〜😊☺️😊みたいな感じだった。予約する時に忘れていたのだが、ここは日本ではなくシンガポールである。これからのデモは全て英語で行われると言うことにここで気がついて、あ。ってなった。自分、英語はあまり話せないのである。

席に案内された。ソファーだ。まず最初に、眼鏡を渡した。専用の機械で眼鏡を測定していた。

その後、QRコードを自分のiPhoneで読み込んだ。どうやら、自分の顔の大きさを計測するためのようだった。QRコードからページに飛ぶと、あなたのiPhoneはFace IDに対応していないよー。ってでた。そう。私のiPhoneはなんとTouch IDなのである。もうそろそろ機種変更の時期かなと思いつつ、５年くらいは使っているのである。ま、Face IDなしのiPhoneも想定内で、店舗のiPhoneで顔を認識した。

測定の後、ついにVision proが運ばれてきた。

デモ体験後に撮影した写真。

すぐに装着するのではなく、まずは会話から始まった。英会話である。

忘れていたが、Appleの店員さんはまず、自分の名札を見せながら笑顔で名前を言うのですね。ハーイ。私はなになによー。よろしくねー！って感じだった。朝の子供向け番組に出てくる人間がみんなに挨拶してる感じのテンション。明るくていいね。

さて、英会話の内容である。おおそよ多分こんな感じ。

さあ、あなたはVision Proをつけて、何を想像しますか？

んー。私は映画見たり、友達とミーティングするのに使うかな。ただそれだけ。

デモを体験した後に思うのだが、これはなんともつまらない回答だ。何も想像できていない。　若干、店員さん困惑した表情だった気がする。でも頑張って笑顔だった。

その後、手の動かし方、こうやって選択するよとか、ズームするよとか、手の動きの練習を一緒にした。

そしてようやく装着。ハンバーガーを片手で掴むみたいな感じで親指下で挟み込む感じで正面から優しく持ち上げる感じだった。そして頭の上に乗っけて、後ろ側のバンドを仮止めして、次に頭の上のバンドをきっちりしめて、その後また後ろのバンドをキッチリしめた。

この時、え、重い。って素直に思った。重いよVision Pro。おそらく首の筋肉が鍛えられるのではなかろうか。

装着完了後、普通に前の景色が見えた。画面越しに前の景色を見てる感じ。ま、そうなのである。それでなんか上のボタンを押したりQRコードを読み込んだりして軽くセッティングした後始まった。

目の位置検査みたいな感じで、360度丸い点があって、ひとつずつ、前に習った手の動き、一個一個をつまむ感じでぽちぽちした。色んな背景やカラーで何回かぽちぽちした。そして完了した。

そしたら、iPadみたいなホーム画面が出てきた。店員さんの指示にしたがってPhotoを選択して、画像を拡大したりスワイプしたりした。パノラマ画像をクリックすると、一瞬でその世界に飛び込んだ。その場にいるような感じで叫んだ。店員さん喜んでた気がする。でしょ〜！みたいな感じだったと思う。そのあとはパーティ動画を見た。アメリカンなホームパーティみたいな。もう、その場にいる感じよ。ケーキのろうそくの火を吹き消すシーンなんて、こっちにフーってされてびっくりした。リアルだもん。ふと思った、Vision Proは思い出に浸りたい人にはピッタリだろうなと。

そのあとはWindowを空気中に3枚並べたり、景色をフィヨルドみたいなところの景色に変えたりした。その場にいるみたいですごかった。

そのあとは、Apple TVのムービーを見た。バスケとかサッカーの試合とかの動画もあって、ボールが顔面に飛んでくるわ、サメがこっちにくるわで逃げるのに大忙しだった。リアルすぎた。

映画は、シアターモードが選択できて、視界が映画館にいるみたいな感じになった。あ、ここは映画の中に入るわけではないのねってなった。どうやら、その場にいるような動画や画像を撮るのはiPhone15から対応しているらしく、それ以前のものでは無理らしい。ということで、映画もおそらく対応していないのである。もしも映画がVision Proに対応したら大変なことになるだろうなと思ったのであった。

そうこうしているうちにデモは終わった。
英語だったけど、そんなに難しい内容ではなくて、大丈夫だった。すごく楽しめた。

終わったら、メールアドレスを登録した。
そのメールアドレス宛に今回のVision Proの設定内容が送られてきた。もう、すぐ買えちゃうよ。

自分に最適化されてる

ざっと体験記はこんな感じだ。
ぜひ体験してみるといい。素直に楽しい。

店員さん優しくしてくれてありがとうございました。