高橋弘希『叩く』より『風力発電所』 感想

 高橋弘希さんの『叩く』という短編集の中の『風力発電所』を読んだ。
 これまでの3編の中だと、私は1番好みだった。
 作家の主人公が、地元ゆかりの作家として青森県のも催しに参加し、それがきっかけで風車機を見に、風力発電が盛んな六ヶ所村を訪れる。
描写がとても丁寧で好きだった。世界観に引き込まれる。少しずつ高橋弘希さんの作品の良さが分かってきたような気がする。

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