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情シスに英語力は必要か

情シスと英語について書いてみます。

得意な方がやれることが増えると思う

 下記にも書きましたが、私の学生時代の専攻は英語でした。で、いろいろあって、コーポレートSEになっています。

今まで英語が役に立ったと思われる案件を上げると、下記のような感じ。

・海外から導入した機材の利用マニュアルの翻訳(これは大変だった)
・上記のエラーメッセージの解読
・英語で来る通知メールの翻訳
・サポートへの連絡の翻訳(日本語→英語)
・海外の会社との提携案件の参加(通訳者はついていた)
・API仕様書の翻訳

 いちばん英語力が試されたのは上の2つの件で、「マニュアルから何から全部英語の機材を買っちゃったんで翻訳して」というヤツです。

 まだ新卒だったので、やりましたよ。全部翻訳しました。で、先輩と一緒に導入までやりました。。。

 その後も、複数の案件で翻訳を手伝ったり、「ニュアンスとしてあってる?」みたいな確認で手伝ったりしていましたが、今は自動翻訳が発達していることもあり、ほとんどなくなっています。

自動翻訳について

 Gsuite導入しており、当然標準ブラウザはGoogle Chromeを使っていますので、最近は自動翻訳機能を使うことが多いです。

右クリックで日本語に翻訳するを選ぶだけ。

 品質的には、扱う文書の内容によると思います。
 以前はIT系のドキュメントを翻訳にかけると「なんだこりゃ?」みたいな内容になることが多かったですが、今は以前より大分ましになった印象。

 専門用語とかはわりと無理めな感じ(意図した翻訳にならない)なので、たとえば仕様書などは無理なことが多いですが、ソフトウェアのインストール方法とか、何かの説明みたいなものはそこそこの品質で訳してくれます。

 私の場合、まず自動翻訳にかけて、それで大事そうな内容ならじっくり読むという感じで使っています。

ITエンジニアならではの用語や表現について

 取り扱いで気を付けなければならないのはここです。

個人的にはこちらの記事が参考になりました。

 英語ってある程度の「型」を知っていれば、最低限の理解はできるので、それぞれのビジネスごとによく使う表現を知っていればぐっと使えるようになります。

SaaSとかIaaSとかの世界では必須

 今は、インフラ領域の方が英語力が必要なんじゃないかと感じることがあります。

 一番それを感じたのはAWS導入時。当時はまだ日本でAWSが普及し始めたころで日本語の情報提供も限られており、ベンダの方と「多分こう言っていると思うのでできると思う!」とか、そんなやり取りを真剣にやっていました。

 今はAWSについては日本語の情報提供も充実してきて書籍も増えましたが、Akamaiなど通知が全部英語というサービスもありますし、ある程度避けて通れなくなってきているなあと感じています。

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