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子宮筋腫の手術体験記⑤医療費?保険?どれくらいお金がかかるの?

前回は子宮筋腫(子宮摘出)で離脱する際の仕事面の準備や上司への伝え方について書きました。

今回は気になるお金まわりについて書いてみます。

リュープリン注射は1万円!

  入院前にもいろいろな費用がかかります。まず検査代。一番高かったのはMRIで1万円ちょっとかかったと思います。さらにタイトルに書いてある通りリュープリン注射も一万円。高い。。。

 入院は保険がきくことがわかっていましたが、通院についてはカバーされませんので、注射や検査のための費用は持ち出しになります。ふだんからこういったことに備えて一定の積み立てはしていましたので大きく困ることはありませんでしたが、手術に向けてまとまった金額も必要になりますので、かかる費用や高額医療費の申請などについてあらかじめ調べることにしました。

子宮筋腫の手術は約30万円

 まず手術代。あちこちの病院のサイトを見てみると、25万~30万ほどの自己負担になると書いてあります。

 ここで気を付けるのは差額ベッド代。今回は個室を希望しましたが、個室だと1日2万円くらいは差額ベッド代がかかります。そして差額ベッド代やパジャマ代、麻酔代などは、いわゆる入院保険の対象外だったりするので、全額保険で充当されると思っていると想定が外れることになります。

保険についてはあらかじめ相談しておこう

 保険については、私は入院前に保険の担当者の方に相談しました。すると「女性特約の対象になるはずです」ということで親切に教えてくださいました。結構いろいろなところで女性によくある疾病の特約があるみたいですね。これには助かりました。
 退院後に再度連絡すると、事前に相談していたため、手続きもとてもスムーズに進みました。入っている保険や担当者の方にもよるとは思いますが、わかっていることは早めに相談しておくと後で想定外にならなくてよいと思います。

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限度額適用認定について

 あわせて、よく読んでいたコミックエッセイで「限度額適用認定」というものを出すと一定以上の医療費が無料になるという情報を得ていましたので、これを申請しておくことにします。
 Webでフォーム入力して署名をして郵送で署名の箇所に送るだけなのですが、入院2週間前に申請して届いたのは1週間前を切っていました。早めに手配をしておくとよいと思います。

 ここで大変なことに気づきました。限度額適用認定は、前年度の年収によって限度額が変わってくるのですが、前の年にかなりの残業をしていたため、ボーダーをちょっと超えてしまっていました。これで保険ではまかないきれなくなってしまいました。 この年は、所得税や県民税なども(残業のせいで)かなりの額になっていて、一気に貧乏に。。。

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 ここで家族から「お見舞い代」が届きます。これは本当に助かりました。入院する親族には、少しでもお金が一番助かります。これは本当です。

【おまけ】保険申請すると損をすることも

 ここで母親から「あなたのために某郵便局の保険に入っておいたから、医療特約でちょっとお金が出るはずよ!書類持っていくわね!」と連絡が入ります。ナイス母。これでちょっとは楽になるかもしれません。

 しかし、書類を見てその期待は裏切られることになります。医療特約は確かにありますが、金額はちょっとだけ。そして大量の申請書類を書く必要があり、さらにお医者さんにも書いていただく必要があるとのこと。そして、その保険の書式は(おそらく大変だから)1万5千円。ちょっとのお金のためにこれだけ手をかけるのもねえ、ということで、申請はあきらめることになりました。

そんなこんなでお金まわりの感覚もつかめたので、持ち物などの準備をしていくことにします。


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