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好酸球性副鼻腔炎の手術体験記④手術当日

手術当日の流れです。
前日についてはこちら。

当日の朝

 前日、隣の方のテレビの音がうるさくてあまりよく眠れず。耳栓買っておけばよかった。。。

 そして当日。通常手術当日は朝食は抜きです。水についても朝7:00までということでしたので、起きて水分を取っておきました。当日の手術開始が13:00予定でしたので、ここで水分を取っておかないと大変なことになります。看護師さんからも朝、注意がありました。

家族到着、しかし…

 11時過ぎになり、家族が到着。多くの病院では、当日と翌日だけは付き添えるといった感じだと思いますが、今はもっと厳しくなっているかも。

 到着前に手術着に着替え、男性ストッキングも履いて…と準備は完了したのですが、前の手術がおしているそうで、呼びに来ない。結局30分くらい遅れたと思います。4人部屋なので会話にも気を使いますし、結局家人は談話室で待機してもらうことに(看護師さんが呼びに行ってくれました、優しい)

 で、呼ばれて、手術室に向かいました。

手術直前

 以前別の病院で手術したときには入ってほぼすぐ手術が始まりましたが、今回は看護師さん6人ほどに囲まれて、氏名や生年月日の質問・問診などがありました。このあたりは病院によって違うんでしょう。

 で、マスクをした主治医の方とあいさつして、手術開始。手術台にあがり、麻酔の先生からマスクをされたのですが、これがびっくりするほどのにおいで「あれ、前回もこんなのだっけ?」とか思っているうちに意識を失いました。

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思わぬアクシデント

 前回は手術後のエレベーターで目覚めましたが、今回目覚めたときはまだ出題の上で、何やら騒ぎになっていました。「CT、CT!」何かが起きた模様。で、先生から「すみません。CTを取りますので移動します」と言われ、手術台からそのままおろされて移動されてCTを取られて病室に戻ります。このあたりはぼんやりしてあまりよく覚えていません。。

 そして病室へ。このときにはもう、夜18時ごろになっていましたが、数名の先生が集まり説明がありました。

・目の下の骨がごくわずか骨折した
・明日眼科で見てもらう、きちんと対応する
・まれにこの症状が出てしまうことがある

そして、どんどん片目がふさがりほとんど見えなくなりました(泣)。手術前にこのリスクについては説明を聞いていましたので、「しょうがないな」と思いましたが「これで職場復帰伸びるのやだなー」「後遺症残るのかなー」とか考えていました。
 家族はずいぶん心配していましたが、とりあえず帰ってもらい、当日の夜を迎えることになります。

当日の夜

 この日が一番つらかったです。同じ手術をされた方はわかると思いますが、綿球というものを鼻につめるのですが、しばらくすると出血でいっぱいになるので交換する必要があります。これがつらい。。。

↓綿球ってこんなのです。

私は出血が多く、途中から綿球をまとめてもらっておきました。

つらかったのは、

・出血とフットマッサージャーのためとれる姿勢が限られる
・断続的に鼻から出血して綿球交換のためしっかり眠れない
・のどが渇く(0時過ぎまで飲水禁止)
・麻酔後の副作用で気持ち悪い(前回は大丈夫でしたが今回はダメ)
・麻酔が切れると痛い
・隣の高齢者の方のテレビがうるさい

 実は最後が一番つらかったです。。。何度もイヤホンを抜いてしまうらしく、都度ナースコールして、イヤホンをはめなおしてもらいました。

 また、以前別の手術後にも悩まされましたが、数時間は水が飲めません。朝から飲水禁止でしたから、ほぼ丸一日水を飲んでいません。気持ち悪いから何か飲みたいのに、とにかくツライ。。。
 何とか0時まで耐えて、冷蔵庫からミネラルウォーターを出してもらったときには、砂漠でオアシスを見つけた時のような気分になりました(経験したことないけど)。

 手術後なので当然痛みもありますが、今回は硬膜外麻酔もあったので、手元にナースコールを呼ぶのと同じようなボタンがあって「痛くなったら押して」と言われて、押すと楽になる、という感じを繰り返すうちに眠くなってきてうとうとしているうちに翌日の朝を迎えます。



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