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【MHW:IB】太刀ギャラリー⑭・冰龍・地啼龍編
今回は冰龍イヴェルカーナと地啼龍アン・イシュワルダの素材から生産できる太刀を紹介します。
※武器性能についての評価はありません
冰龍派生型
アイスラーミナ→氷霊エルサルカ
冰龍イヴェルカーナの氷属性を持った太刀です。
「ラーミナ」はラテン語で「刃」という意味。
「エルサルカ」はスラヴ神話に登場する水の精霊、「ルサールカ」が元だと思います。
ルサールカは水の事故で亡くなった女性や洗礼を受ける前に亡くなった子どもがなるもので、美しい女性の姿とも醜く恐ろしい姿とも言われるそうですが、共通して緑色の髪の女性であるということです。人間にも色々いるように、ルサールカも色々なのかもしれませんね。
鞘は銀細工が施された美しい青色です。
つららのような装飾が何個かぶら下がっていますね。これは走ったりすると実際に揺れます。
音とか鳴るんでしょうか。夏なんかは風鈴みたいで涼しいかもしれませんね。
かなり細身の太刀です。斬撃の威力を高めるために先端を大きくするものはよく見ますが、これはその逆、先端に行くにつれ細くなっているのがわかります。
これによって重心が手元側に傾き、重量も軽くなるので、威力よりもむしろ斬撃の速さを主眼に置いたつくりですね。
鍔も無く、刀身の根元もすこし肉抜きしてあるようで、極限まで俊敏さと攻めを追求した太刀と言えると思います。
敵は吹雪に切り刻まれたと勘違いするでしょうね。
スタイリッシュな造形の太刀でした。
地啼龍派生型
行雲流水-和光-
地啼龍アン・イシュワルダの太刀です。
「行雲流水」とは、空を行く雲、流れる水のごとく、成り行きに身を任せる生き方を指します。「ケ・セラ・セラ」みたいな意味ですね。
「和光」はおそらく「和光同塵」の略ですね。仏教において、菩薩が民衆を救うために姿を変えて人間界に降りてくることを指すそうです。
要は「特定のスタイルに縛られるな!」みたいな意味の武器名でしょうか。
鞘の形はシンプルですが、側面には透し彫りて雲が描かれています。オシャレですね〜。
でも刀身が見えちゃってて大丈夫なんでしょうか。あんまり保護になってない気がします。
鍔が無くシュッとしたシルエットの太刀です。
鈍い銀色の刀身、木目調の柄とかなり質素な感じですが、刀身にはびっしりと雲の紋様が彫られています。
実際にも刀身への彫刻というのは有ったそうで、刀が戦闘用のものから美術品へと移り変わった江戸時代ごろから盛んになったようです。
彫刻の図案は梵字や仏具などの信仰心を表したものから松竹梅など装飾性を重視したものなど様々あったそうです。
この雲にはどんな意味が込められているんでしょう。武器名の「行雲流水」でしょうか。
だとすると、旅のお坊さんが護身用に持っていたりしそうですね。……護身用にしては大きすぎか。
侘び寂びを感じるデザインの太刀でした。
以上、冰龍、地啼龍派生型の太刀を紹介しました。どちらも細身でスタイリッシュでしたね。
次回は滅尽龍ネルギガンテとその特殊個体の素材から生産できる太刀を紹介します。
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