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【MHW:IB】大剣ギャラリー⑧・砕竜編

今回は砕竜ブラキディオスとその特殊個体の素材から生産できる大剣を紹介します。

※武器性能についての評価はありません

砕竜派生型

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ディオスブレイド→爆大剣ブリーブレイド

砕竜ブラキディオスの爆破属性を持った大剣です。
ブリーブレイド」は「ブリーブ」と「ブレイド」の混成語でしょうか。
BLEVEブリーブ」は日本語で言うと「沸騰液膨張蒸気爆発」です。長い名前。
長い名前なので、長く説明したいと思います。
ふつう、液体は熱せられると沸騰して気体になります。沸騰する時の温度を沸点といって、液体はふつうそれ以上熱くなりません。
ところが、密封された容器の中で液体を熱すると、蒸気の行き場が無くなってしまいます。液体は沸騰したいのになかなか沸騰できません。容器の中は熱と圧力が溜まっていくばかり。ストレスと一緒です。
やがて、容器は圧力に耐えきれずに、パン!破裂します。ストレスと一緒ですね。
容器が壊れたことによって、圧力は一気に下がります。待ち望んでいた瞬間です。さあ沸騰だ!
液体たちは瞬時に沸騰、つまり突沸します。全ての液体が期待になるわけです。
たとえば、水は液体から気体になると体積が1700倍に膨れ上がるそうです。100mLの水が瞬時に1700Lになるわけです。
この爆発的な膨張がBLEVE、とのことです。水で起これば水蒸気爆発。
生卵や殻を巻く前の銀杏、栗などを電子レンジで温めれば比較的簡単に再現できるそうなので、是非やめておいてください。

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ここまで武器に関係ない話を長ったらしくした割に、デザインはかなりシンプルです。
ブラキディオスの紺色の甲殻でできた刃に蛍光グリーンの粘菌を塗りました!以上!というとても潔いつくり。
一枚の甲殻を切り出して作っているようで、爆発に対する強度もバッチリです。
フォルムは幅広く流線形で、巨大なナイフに見えますね。
そういえば、「鉱石ナイフ」というものをご存知でしょうか。その名の通り、メノウなどの鉱石で刃を作ったナイフのことです。
石というのは金属より硬く脆いため、加工が大変なうえ実用には向かないのですが、その魅力は刀身の美しさです。
ちょうどこの武器を半透明にして色に揺らぎを持たせたような感じです。なんとも幻想的でキレイなんですよ。
作るのはかなり大変そうなんですけど、ちょっと憧れちゃいます。

……すみません。関係ないことを書きすぎました。この辺にしときます。

砕竜派生型改

013701 砕竜改

砕光の撃剣

013702 砕竜改

猛り爆ぜるブラキディオスの爆破属性を持った大剣です。
抜刀することで粘菌が活性化、赤い光を放ち始めます。
原種武器では刃の近くだけだった分布も峰の方まで広がっています。まるで炎が揺らいでいるようですね。
ハンターさんはこれを軽々と肩に担いで平然としていますが、熱くないんでしょうか。そんなわけないか。ハンターさんですもんね。

高エネルギーが凝縮されたような大剣でした。


以上、砕竜派生型(改)の大剣を紹介しました。シンプルな造形の分、色彩がよりはっきり感じられますね。
次回は轟竜ティガレックスとその亜種の素材から生産できる大剣を紹介します。

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