【MHW:IB】太刀ギャラリー⑰・金獅子編
今回は金獅子ラージャンとその特殊個体の素材から生産できる太刀を紹介します。
※武器性能についての評価はありません
金獅子派生型
鬼薙刀→大鬼薙刀
金獅子ラージャンの雷属性を持った太刀です。
「薙刀」は、平安時代に登場した日本の武器です。人の背丈ほどもある柄と日本刀のように大きく反った刀身が特徴のポールウェポンです。
その形状から斬撃はもちろん、突きや柄での打撃と、さまざまな戦い方ができる万能武器で、遠心力を利用するので日本刀よりも扱いやすかったそうです。
江戸時代になると主に女性が護身用のために薙刀術を習得するようになり、そこから派生して女性のための競技「なぎなた」が生まれたようです。
現在でも「なぎなた」はありますが、ちゃんと男性の部もあるみたいですよ。
鞘の無い、抜き身の薙刀です。
刀身はラージャンの角を加工したものですね。よくここまで平べったくできたもんです。
薙刀の刀身には幅が狭く反りの少ない「静型」、幅広で反りの大きい「巴型」の2種類があるそうですが、これはどちらかというと巴型でしょうか。
刀身の根元には束になった金色の毛が巻かれています。ここで電気を発生させているんでしょうか。
柄は太めの木の枝をそのまま使っているようです。
モンハン世界の武器で木材ってあまり見かけないような気がします。温かみがあって良いですね。
自然とうまく調和したデザインの太刀でした。
金獅子派生型改
鬼神薙刀【阿修羅】
激昂したラージャンの雷属性を持った太刀です。
「阿修羅」は仏教の守護神で、戦いや正義を司るそうです。かっこいい。
三つの顔に六つの腕を持った、いわゆる三面六臂の姿で描かれることが多く、一人で何人分もの活躍をすることを「三面六臂の大活躍」なんて言ったりしますね。
大きく変わったのは刀身まわりです。幅広になって、薙刀というよりは長柄の鉈みたいですね。
巻かれた毛束もボリュームアップして、燃え上がる炎のようです。
毛を束ねている丸いものは数珠でしょうか。仏教の流れを感じます。
柄は雷で焼け焦げたのか、真っ黒になっています。
また、刃の反対側、石突の方に巻かれた毛も黒くなっています。原種武器だと金と黒が混ざっていた部分が特殊個体武器で黒くなるのは珍しいですね。
奇抜なデザインの太刀でした。
以上、金獅子派生型(改)の太刀を紹介しました。ラージャン武器にしてはスタイリッシュなデザインでしたね。
次回は工房武器系の太刀を2種紹介します。
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