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【MHW:IB】大剣ギャラリー⑬・冰龍・地啼龍編

今回は冰龍イヴェルカーナと地啼龍アン・イシュワルダの素材から生産できる大剣を紹介します。

※武器性能についての評価はありません

冰龍派生型

013001 冰龍

アイスウィング→氷翼セラフィード

冰龍イヴェルカーナの氷属性を持った大剣です。
セラフィード」は「セラフ」と「シルフィード」の混成語でしょうか。
セラフは天使の階級のひとつで、その中でも最も高位のものだそうです。
日本語で「熾天使してんし」と言い、神への愛と情熱で体が燃えているんだとか。パッションですね。
シルフィードは錬金術における風の精霊、「シルフ」の女性形です。細身の美しい少女の姿をしているそうですよ。でも、イヴェルカーナはあんまり「少女」って感じはしないですね。

013002 冰龍

片刃の大剣です。「アイスウィング」の名の通り、氷でできた白い翼を大きく広げたような形をしていますね。
透かし彫りのようになっていてなんとも儚げな感じですが、青い甲殻でしっかりと補強されているので強度はバッチリです。
イヴェルカーナ武器といえば基本的な鉄製武器のデザインをアレンジしたものも多いですが、このデザインはしっかりと素材の特性が出ていますね。
もし無理やり関連付けるなら……片刃型にほんのり似ているかもしれません。刃が丸くくぼんでいるところとか……。

神秘的で雄大なデザインの大剣でした。

地啼龍派生型

013101 地啼龍

無相法身-不動-

地啼龍アン・イシュワルダの大剣です。
無相」とは、形が特徴がないという意味。仏教においては、一切の執着から離れた状態を指すそうです。「法身ほっしん」は仏様がとる姿の一つで、真理そのものを身体としている姿なんだそうです。すごい。
ちなみに、仏様の姿には法身、報身、応身の3つがあるそうです。
不動」は仏教の中でも特に密教で信仰されている不動明王ふどうみょうおうのことでしょうね。「ちゃんと仏教を守って悪いことするな!」と悪い人間を叱る怖い顔の明王様です。

013102 地啼龍

仏具である三鈷杵さんこしょの形をとった剣です。これは不動明王の持つ「俱利伽羅剣くりからけん」ですね。
仏教における三毒、「とん(貪欲さ)」、「しん(憎しみ)」、「(無知の心)」を破る知恵の剣なんだそうです。
意匠として表現されている刀身の炎は、「俱利伽羅竜王くりからりゅうおう」という黒竜が炎となって巻き付いたものなんだそうです……黒竜!?

豪快な見た目ながら、理知に富んだいわれのあるデザインの大剣でした。


以上、冰龍、地啼龍派生型の大剣を紹介しました。片刃と両刃で対照的な二振りでしたね。
次回は滅尽龍ネルギガンテとその特殊個体の素材から生産できる大剣を紹介します。

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