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八住敦之の2020年のベストバイ5

 2020年もあと3時間程。今年買ったもの(サービス)から自分的にグッと来た5つを並べてみました。記憶に残るお買い物。並びは順不同。思いつくままパパーっと書いていきます。
※ホントは10書きたかったけど、年始まで時間の関係で5つ。後で時間できた時に残り5つも加えてベストバイ10にするかも。。

①aftershokz AEROPEX(骨伝導ヘッドホン)

 オンラインでやり取りすることが劇的に多くなり、イヤホンやヘッドホンで鼓膜からストレスを与える疑惑の中初めての骨伝導ヘッドホン。これまで骨伝導のイメージが振動で脳に変な作用を及ぼすのではないかと思っていた。かつてベートーベンも耳が聞こえなくなった時に鉄の棒を当てて元祖骨伝導な方法で音を聞いていた、というらしい。つけて見ればなかなか快適。周りの音は普通に聞こえるわ、音も悪くないわ。自転車乗りながらつけても危なくない。最近では別途モニター用のイヤホンを併用したりする時にも重宝しとります。

②ワークマン AERO STRETCH ウォームスラックス

 前から気になっていたワークマンのカジュアルウェア。その中でも今ほぼ毎日履いているパンツ。内側が起毛で細身だけどストレッチ素材で超楽。在宅ワークが多くなり、部屋着だけどそれなりにちゃんとした服装で気持ちを整えたい。でも、合間にストレッチとかしちゃう。しかも、冬でも暖かい。 12月の頭に冬キャンプをすることになり、アウトドア派でない僕が以後使わないかも知れない中でリーズナブルにそろえる為に駆け込んだワークマンにハマった。ハマる理由は商品だけでなくて、もともと作業服専門店でフランチャイズが多い業態らしい店ごとにムラのある品ぞろえ、入荷、レイアウト。それがいい。どこあるか、ないかわからない宝探し感。仕方なく他の店行くと普通にあったりする。店員が「つうか商品増えすぎてわからん」と愚痴りながらなのもいい感じ。是非ワークマン行く時は3店舗位周ってみるとその楽しさが解ります。

③海辺の映画館 キネマの玉手箱(映画)

 この夏に公開された大林宜彦監督の遺作。時間長し。当時は映画館もまだ自粛明けたばかりで観客は6人ほどの劇場。監督が映画を通して現代社会に最後のメッセージをぶちまける内容。というのは知りながらも、最初の10分で独自の世界観に「憂鬱」になる。が、最後は「これは観ておいて良かった」と心から思える。この先、こんな作品はもう誰も創れないと思うほど表現がストレートで難解。
 本作制作にあたってはスタッフ達が監督の意図を理解できずに難航したというエピソードもあったという事でその点でもどこにディスコミュニケーションがあったのかに興味を持ってみると面白い。前作「花筐」がてっきり最後になるかと思った方も多かったが、その上で「もう一本のやりたい放題」とはこういうこと!を共有したい。
 NHKの本作のドキュメンタリーでクランクアップ時に監督が「映画があれば誰かが未来を繋いでくれる。僕は君たちに託した。後は頼むぞ。」と放ったのが忘れられない。もう一つは、本作をつくったのは黒澤明との約束。戦争を体験した我々が後世にその体験を伝えなくてはいけない、と託されたままそれを出来ていない自分に焦りとふがいなさを感じていた。結果、前作花筐と本作が良まれた。内容が内容だけにマスコミの大々的に取り上げることはなかった。それだけ「強い」力を持ったメッセージなのだと思う。
 ストーリーがどうこうは全くない。でもこの作品がこの世の中に存在することを知れたことがとても大きいなと思っている。

④仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方(本)

 今年は色々と本を読む時間も取れ、その中で小売りや対話を通じたコミュニケーションをテーマとする僕にとってすこぶる面白く、あるべき姿を考えることの出来た一冊。難しくなく、事例も楽しくさらっと読めます。
 阪大の松村准教授が研究するついしたくなる仕掛けについて書かれている。例えばゴミ箱にバスケットゴールがついていたら思わずごみを捨てたくなるよね?といった様な仕掛けが世の中にはたくさん仕込まれている。それは「させられた」感じではなく「しちゃった」という感じ。モノを買ってもらう時、研修やワークショップで参加者に良い目的に到達してもらう時に僕はこういう仕掛けを入れたいし、今までも入れる様にしてきたのだと思う。そして、その仕掛けにかかった人を遠くから見て、ヨシ!と思いたいのだと思う。このあり方は前回のnoteでのテーマでも書かせてもらいました。

⑤レバコール(天然アミノ酸)

 僕はやや健康オタクだ。色々と飲んだり、打ったり、やってみたりとしている中で、今のブーム(?)。お馴染みの養命酒は血行が良くなるのでつづけていて、それと一緒にアミノ酸、鉄分をこれで接種。カツオの肝臓から抽出した成分、らしい。同じ天然アミノ酸で「ミネドリン」というものちょっと前まで飲んでいて、ここ数年インフルエンザという事故にあう以外の風邪は引いていなかったのでアミノ酸の効果はあると信じている。ミネドリンはタンパク質から作ったアミノ酸に対して、カツオの肝臓という動物性(?)のアミノ酸の方がパワフルなイメージを持ったので、こちらに鞍替えしてみている。外に出る機会も減って体力も落ちていると思うので、鉄分も魅力的だったし。しかし、このレバコールはどこのドラッグストアーにも置いてあるわけではなく割とレア。たまたま武蔵小山にあるちょっと個性的な薬局でレコメンドしていたのが知ったきっかけ。こういうあまり知られていないブツに出会えるのはちょっと嬉しい。値段は1本2,000円程で、ひと月保つか位。4本入りで7,000円位で少しお得。7,000円は安くなく感じるが、それで医者や風邪薬へお金を使う代わりとしたら高くないし、未来の身体への投資と考える。

以上。
今年こんな状況でなければきっとこのラインナップも変わっていたことでしょうな。来年はどんなものがベストバイになるやらです。

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