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見えてきた希望。そして、杞憂に終わればいいけど、、

日本は非常事態宣言を続行しました。

続ける理由付けもできないし、やめる理由付けもできないので、継続するしかない、という雰囲気なのではないでしょうか?

「医療崩壊を起こさないため」ということであれば、「空床率9割以下の自治体」とかに設定すれば、地方自治体ももっと積極的に病床確保を進めると思うのですが、肝心のところはすべて地方自治体に丸投げしているような印象を受けます。

そもそも、コロナ専門家会議から「経済視点の専門家を組み込んでくれ」と言われる始末。いかに政府が機能不全に陥っているかがよく分かります。

愚痴を言ってもしかたがないのですが、世界に目を向けてみると、

海外では、世界中でロックダウンから緩和ムードが強まっています。

「このままだと経済が持たない」ということが根底にあるわけですが、

抗体検査の結果が出始めていて、致死率が意外低いことが分かってきたことも関係あると思います。

スウェーデンでは、ほとんど対策なく、医療崩壊が起きずにいます。

そして、日本の致死率は欧米に比べてかなり低い可能性が見え始めています。(専門家会議では、まだ抗体検査の結果を戦略に盛り込むには時期尚早とのコメントでしたが。)ほどなくそういうデータも出てくるでしょう。

例えば、「東京で6%が既に感染している」という前提が正しければ、年齢別の致死率を考えると、非常事態宣言さえ解ければ、企業は、現役世代についてはそれほど神経質に対策する必要は少ないかもしれません。


一方で不安なのが、「そもそも湿度にも弱く暑さにも弱いんじゃなかったっけ??」 

春から夏にかけてはコロナにとっては感染が拡大しにくい状況になりそうだ、ということです。

6月から第2波がくることが予測されるけど、その2波目はかなり小さいものになる可能性もあります。

でも、その次、秋に増え始めて冬になった時、コロナの感染力も強まりさらに季節性インフルと同時に感染したときにどうなるのか??

健康であれば感染しなかった人も感染するかもしれないし、たとえ感染したとしても、無症状であったかもしれない人も、重篤化する可能性があるのではないでしょうか?

季節性インフルは、ワクチンを打つ習慣がありますが、それでも例年1,000万人の人が感染しています。そこに新型コロナの波が来たときにどうなるでしょうか???

夏・秋に病床数の準備を怠れば、冬の第3波、第4波に耐えられないのではないか??


そして怖いのが突然変異です。

既に数千もの変異が起きているとのこと。スペイン風邪では第2波のほうが致死率が高かった、とのことですし、冬はかなり厳しい状況に追い込まれる可能性があるかもしれません。


まとめると、遅くとも6月以降は対策のうえ、だいぶ経済は戻せる可能性があるとみます。

(一部産業、例えばスポーツジム等は厳しいかも)

ただし、海外出張はまだ厳しいでしょうか、、(出張先で入院するリスクはなかなか企業は負いにくい。。)

そして、怖いのは冬です。低温・乾燥による感染力の強力化、インフルとの二重感染による重症化リスク、さらには突然変異によって強力化する可能性も否定できません。

年内にワクチンが開発されれば、こんないいことはないのですが。


企業も、夏場にしっかり稼ぐことが重要になってくるかもしれません。






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