入札セミナー

国の入札に対して、入札参加資格を取得して入札参加を支援する会社が「入札セミナー」を開催していた。

国の入札は業者をAランクからDランクまで分けていて、調達金額の規模に応じてランクが指定される仕組みになっている。中小企業や零細企業を保護するため、小さい金額の調達は大企業が参加できないように制限をかけているのだ。

自分がサラリーマン時代は、自社はAランク業者であったが、確かに1台、2台のコピー機の調達であればC,Dランクしか参加できないようになっていた。逆にいうと、小規模の案件は自社が参加できないようになっていた。

そのセミナーでは、個人事業主として登録すれば、Dランクになるので、その範囲で入札に参加すればそれなりに勝機がかなりある、と言う触れ込みだった。

例えば、清掃や草刈りのような仕事であれば、自分でやるなり、アルバイトを雇うなり、地元の業者を下請けに使うなり、いかようにもできて、でも地元の業者さんらは意外と入札の参加方法を知らないため、結構入札で勝てるそうなのだ。

まあ、確かに入札に参加するには「参加資格」の免状が必要なので、ハードルがあるように感じるのは確かだ。

また、セミナーでは調達情報の検索サービスの紹介もしていて、それを使えば全国の入札案件を選び放題となるとのことだった。特に地方では勝率が高いとか。

入札の検索については、自分としては経験があるため、その会社に会員登録せずともその支援は無用で自分は入札ができることがわかった。
国の入札であれば、自分の経験が活きるので、自分の事業のキャッシュエンジンになり得るのではないかと考えた。チャレンジする価値があると思った。

ただ、国に対する入札参加資格の申請をする以前に、まず「個人事業主」の登録が必要との話だった。
法人登記は非常に面倒な手続きが必要なようだが、「個人事業主」は登録がとても簡単らしい。本当か?
次回は、その個人事業主の登録について書きます。


ありがとうございます。引き続き、情報発信をしてまいります。