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【イーブイヒーローズ】 このカード、実は“ヤバい“です 【幻影の覇者ゾロアーク】

ありがちなタイトル。

ご無沙汰しております、星乃々々です。

イーブイヒーローズ、発売されましたね。
“発売は“されました。手元にカードがある方はラッキーという状況で、僕も最愛のブースター/ブラッキー/シャワーズが手元に無く、デッキが組めない悲しみをボンバーマンRで紛らわしています。

とはいえ絶賛発売高騰中のイーブイ進化系、俗に言うブイズ以外にも新弾のカードは存在します。話題の「ぐんぐんシェイク」や「ライチュウ」など、デッキが組めそうなカードもちらほら。

そんな中から、僕はまた“ヤバイ“カードを見つけてしまいました。

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■ゾロアーク

皆さん、このカードを舐めてませんか?
「げんえいへんげ」という、トラッシュの1進化ポケモンにすり替わることができる特性を持つ、「イーブイヒーローズ」収録のカードです。

前評判としては「面白そうだが、かなり微妙」「使い勝手の悪いメタモン◇」「せめてエネルギーは維持してくれ」「ばけぎつねポケモン、毎回はげきつねポケモンに空目する」など若干ボロクソ気味です。(すべてカードリスト公開時の僕の感想です)

しかし「イーブイヒーローズ」発売から1日ちょいが経過。
ブイズが満足に揃っていない僕でも組めるデッキがないかとカードを漁っていて、このカードの"ヤバさ"に気が付き、足早に購入しました。1枚80円です。他にも組みたいデッキを思いついたので9枚買いました。

■ゾロアークのヤバイところ5選

1.変化時、現在の状態を引き継がない
「何も、なかった…!」
ロロノア・ゾロアークは特性使用時、乗っているダメカンや状態異常を引き継ぎません。強い。ベンチ狙撃が主流の昨今、強いと思えば強いです。キョダイレンゲキは耐えられません。カス。

2.GXにも変化できる
Vmax進化のVmaxには変化できませんが、1進化のGXポケモンには変化できます。ただ、GXの1進化はレッド&グリーンが使われがちなので、基本的には普通に進化したほうが強いです。そもそも変化先をトラッシュに送るのがめんどい。

3.タイプの指定がない
これは優秀ですね。長所を聞かれて「なんでもできます」と答える人の90割が器用貧乏です。
タイプの指定がないためバレット気味に使うことができます。
一撃デッキで不遇ポジションな「ユキノオー」さん辺りが救われる日がくるかもしれない。
どうでもいいですが僕が知る限り埼玉県民は全員雪ノ下雪乃が好きです。僕は埼玉県民ではないので、由比ヶ浜結衣が好きです。

4.バトル場でも変化可能
ここまでほぼいいところ無しだったゾロアークさんですが、ここだけはガチのマジです。マジェスティ・ロードブラスターです。マジマジ⭐︎マジシャンギャルです。ベンチのみだったら正直うんこでした。この性能を使って、バルファルクもびっくりの強襲を仕掛けることができます。

5.イラストがかっこいい
思いつきませんでした。
4選だとキリが悪いので5選にしたかったんです・・・。

■以上を踏まえて

文章だけだと、前評判通りパッとしません。
しかし、器用貧乏キャラは大体物語の終盤で覚醒します。WC決勝での小金井慎二の覚醒シーンは熱い。

以上のゾロアークの特徴の中でも、「強襲性」を最大限活かすことを考え僕が組んだデッキがこちらになります。

■デッキ紹介

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デッキのコンセプトとしては、『相手の行動を妨害しつつ、細かいダメージを押し付けていく』ことを目指します。ダークパーフェクションならぬダークパーミッションです。

『ガラルマタドガス』『ガラル鉱山』などを使用した従来のロックを、ゾロアークの「げんえいへんげ」によってより状況に合わせた展開ができるようにした形になります。
もちろん、ゾロアークから『ガラルマタドガス』に変化することも可能です。

■メインカード紹介

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『チルタリス』
ロック要因その1。ゾロアークという影を引き立たせる最強の光です。「キセキのまもり」という特性を持ち、V・GXからワザのダメージを受けません。現環境において、このカード1枚で止まるデッキは多く、バトル場で変化することで全ての攻撃をシャットアウトできます。

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『ドンカラスGX』
ロック要因その2。特性「よるのしはいしゃ」により、相手は手札から「ポケモンの道具」「特殊エネルギー」「スタジアム」を使用することができません
ヘルガーの「いちげきのほうこう」など、手札以外からのエネ加速を封じることはできませんが、特殊エネルギーを多投しているデッキはかなり苦しむことになります。
余談ですが、子どもの頃に『アンフェア』というドラマが好きで見ていたのを思い出しました。主演の篠原涼子さんが全裸で新聞を読むシーンが多投されているので、親と見ていて気まずい気持ちになった記憶が蘇りました。

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『だれやねんキミ』
このカードがパッと出てくる人はポケモン博士だと思います。こんなカードありました????記憶にないですがワザ「やみうち」は強力で、2エネ100点のベンチ狙撃が可能です。『ガラルマタドガス』との相性が良すぎてびっくりします。とはいえ2エネ供給は容易ではないので、フィニッシャーとして深手を負っている相手のVmaxやタッグチームを最後に狙撃する役です。まさにハゲタカ・・・。コイツもハゲポケモンか・・・。

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『催眠おじさん』
コイツは正直趣味です。催眠がじゃないです。ハンデスがです。
ワザ「さいみんしはい」によって相手の手札のポケモンを1枚捨て、ワザを借りることができます。僕の一番好きなマンガ『夢喰いメリー』に登場する 『武装明晰夢(ルシッドガジェット)』のような能力です。
先行2ターン目で相手のVmaxを刈り取ることができれば最強です。ワザを使用する際にVmaxを見つけたら「命を刈り取る形をしてるだろ?」とキメ台詞を言いましょう。

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『言わずもがなGX』
ここまで説明する必要がないカードも珍しい。ガラルファイヤーVとのコンボが強力すぎます。コイツを上手く使って先述のハゲのワザ「やみうち」を使用したいところです。
すごいどうでもいいんですが、戦姫絶唱シンフォギアGXのロゴを使用したGXマーカーを使用している人、全国に8億人くらいいると思っていたんですが見たことないです。全員ノイズになったんだろうか。出会ったらGXマーカーをひっくり返すときにこちらから「RADIANT FORCE」を歌ってやろうと思います。

■その他カード紹介

『ガラルマタドガス』
先述した通り、このデッキのメインアタッカーです。現環境だと白馬バドレックス辺りの相手をするのがキツいので、白バド相手にはチルタリスを押し付けていきたいところ。
『デデンネGX』『クロバットV』
負け筋に繋がるので入れたくなかったですが、ないと回らないので1枚ずつ。
『混沌のうねり』
「巨大なカマド」や「トキワの森」を使用しそうな相手にはこちらを展開してSAN値ピンチにします。雪道も地味にキツイのでケアしたい。
『ハイド悪エネルギー』
チルタリスにも張れます。逃げエネは無くならないので注意。
『ポケモンいれかえ』『あなぬけのヒモ』
↑に加えて、ミュウやデデンネGXを呼ばれると面倒なことになるのでもう少し多めに採用したいところ。
『ガラル鉱山』
火力の高いデッキではないので、『ボスの指令』『あなぬけのヒモ』などで積極的に相手のシステムポケモンを呼び出してロックできると吉です。
発動するときに「あれも逃げが上手い」と呟くと流行に乗れてる感じでナウいです。

■基本的な動き

動きとしては
◎相手が回すタイミングで妨害をしたいので、基本後攻を選択。
 ┗相手にサポート込みで回されるのを防ぎたい。
 ┗ドガースの「かくせい」を使用したい。
◎1ターン目にできるだけゾロアを展開したい。
◎『しんかのおこう』はゾロアークを立てることを優先。
 ┗チルタリスなどを先にトラッシュしてしまうと相手に対策されて効果が薄くなります。
 ┗極力ゾロアークが変化するタイミングに合わせてトラッシュしましょう。

■総括

以上が今回僕が作成した「イーブイヒーローズ」収録のゾロアークを使用した幻影ダークパーミッションデッキになります。
まだ発売から日が浅く、十分な回数対戦をこなせていないので調整の余地は大いにありますが、かなり面白いデッキが組めたので急ぎ記事を書きました。
ゾロアーク、確かに微妙ではあるんですが可能性はかなりあるカードだと思います。個人的には「ユキノオー採用の一撃デッキ」とか「ゾロアーク採用型どっすんルリナ」とかが可能性を秘めてそうな気がしてます。CL愛知で暴れていた通称トリシューラこと「ベロベルトチルタリス」とかも1進化複数採用のデッキなので面白そうです。先述した9枚購入はこの辺を試したいが故でした。何度もいいますが1枚80円です。ブラッキーVmaxのSAはゾロアーク700枚分くらいと思うと”ヤバイ”ですね。
みなさんも面白いゾロアークデッキがあれば教えてください。
Twitterでもお友達を募集中です。

ではまた。

■採用を検討したカード

◎『しょうしゅうしんごう レアコイル』
ボス、マリィ、エール団のしたっぱ、ムサコジ辺りを積んで確定回収するのは強そうではある。これをやるならリセットスタンプも4枚積んで今回収録されたマリルリ辺りと専用デッキ組みたいですね。
◎『アローラペルシアンGX』
現環境では白い馬と黒い馬が基本エネで殴ってくるので不採用。MM相手にはドガスを押し付けたいので、仮想敵のタッグチームもあまり思い浮かばずでした。ドンカラスGXと環境によって入れ替えてもよさそう。
◎『レッド&グリーン』
↑と合わせて検討しましたが、ゾロアークと相性悪いし、これをやるならダイナ・フリッツでいいです。
◎『エール団のしたっぱ』等妨害札
想像の800倍相手より早くデッキを回すことが重要だったので枠がありませんでした。「もっと先へ加速したくはないか、少年」
2010年代のオタク、バーストリンクとアクセルシンクロ間違えがち。

裁定ミスや質問等あればTwitterまでお願いします。

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