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2017年ベストアルバム

『月刊ラティーナ 2018年1月号』に2017年ベストアルバムを寄稿しました。記事では今年よく聴いた10枚を挙げていますが、その中からYoutubeに動画があるものを5曲厳選して紹介します。

1. Juana Luna / Cancion de cuna
アルゼンチン出身で米国NYで活動する女性シンガーのデビューEP。繊細で美しい曲です。ボサノヴァがアメリカに渡り発展していったように、モダンフォルクローレも世界に渡り発展していくのかもしれない。

2. La La / Zamba puta
南米ペルーの女性シンガー、ラ・ラー。これはセカンドアルバムに収められている曲なのですが、ジャズやブラジル音楽のエッセンスも感じさせる物憂げなナンバー。これからに期待ですね。

3. 公衆道徳 / 白い部屋
韓国の新譜は色々チェックしているつもりですが、この公衆道徳のアルバムを聴いたときはすごくビックリしたな。切れ味の鋭いアシッドフォーク的なサウンド。日本盤CDはLampのレーベルからがリリースされている。

4. Raphael Gimenes / Milharal
ブラジルで生まれ、現在は北欧デンマークで活動するハファエル・ジメネスのデビュー作。オーガニックなブラジリアンサウンドが最高に心地よい。これは名盤ですね。

5. Mondo Gascaro / Rajakelana 
インドネシアの男性SSW、モンド・ガスカロのデビュー作。1970年代のAORを彷彿とさせる洗練られたサウンド。日本盤CDはプロダクション・デシネからリリースされている。

以上、2017年ベストアルバム(ソング)でした。『月刊ラティーナ』には、錚々たる方々のリストが掲載されていて、それを眺めているだけでワクワクしてきます。ぜひ雑誌を手にとって見てみてくださいね。

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