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いつもと逆の立場に立ったら見えてきたこと

常日頃は「インタビューする」ことが多い私ですが、今回は「インタビューされる」側としての体験をする、貴重な機会をいただきました。

今回、私が受けたインタビューについては、時期が来たら公開予定ですので、それはまた別途お知らせするとして。

いやー、やっぱり、百聞は一見にしかず、というか。
百思は一体験にしかず、というか。(そんな言葉はありませんが)

インタビューの面白さ、インタビュアの役割、そもそもインタビューって何なんだろう。
そんなことが、インタビューを受けた後も、ぐるぐると頭の中を駆け巡っております。

いつもと逆の立場に立ったら見えてきたこと。
今回は真面目モードで、目次も付けちゃいながら、書いてみます。

インタビューは等身大の自分

良くも悪くも、自分の口から出てくる言葉は、今の自分でしかない。
そのままの自分を映し出す鏡であり、等身大の私。

インタビューの後に、「あの質問に対して、きちんと答えていなかったなぁ」と反省したり、「あそこんとこ、もう少し突っ込んで話したかったなぁ」と悔やんだりする部分がありました。
でも、それも含めて「今の自分」なんだなぁ、としみじみと感じています。

「聞くこと」にはそれなりに自負はあるけれど、「自分の話したいことを正確に他人に伝える」となると、やはりアドバンデージがあるなぁと。
そしてインタビュアとしても、お客様が話したいこと全てを出し切っているのか、付け加えたいところはないか、そんなところにアンテナを貼りめぐらせ、言葉でも確認する工程が、大切だなぁと感じました。

インタビュアとしてのアンテナを張り巡らせる

インタビューはただの「質疑応答」ではないと思っています。
異なる人間同士の波長が絡み合い、化学変化を起こし、時にはビックバンをも誘発する摩訶不思議な行為。
私の場合は少なくとも2時間、長い時は4時間を超えるインタビューとなる場合もあるのですが、インタビュア側の「もう十分聴き尽くしたよね」という感覚は危険サイン。
大切にしたいのは「もう十分、話し尽くしたよね」というお客様のやりきった感。
もちろん、限られた時間の中でのインタビューが多いので、時間の許す限り、という条件は必須ではある。
それでも、インタビュアとしてのアンテナを張り巡らせ、お客様の「話したい」ポイントにすかさずパスを出し、「そうそうそこなんだけどね・・・」というお客様のポイントを見逃さずにキャッチする。
これが私の目指すインタビュアとしての理想の姿かな、と感じました。

インタビューは特別なモノじゃない

インタビューというと、なんとなく敷居が高いイメージがありませんか?
野球の「ヒーローインタビュー」然り、成功者だけがその栄誉にあずかり、お立ち台で賞賛を浴びながら「なぜ自分は成功できたのか」を語る特別なモノ、という感覚がある方も多いかもしれません。

かく言う私の中にも、どこかにそんな意識があったようでして。
インタビューの日が近づくにつれ、「私、そんなに人様に話すような経験ってないよなぁ・・・」「収録時間きちんともつかなぁ・・・」と、弱気なメンタルがムクムクと登場。

ここでインタビューの本来の言葉の意味をWiki先生に尋ねてみると。

インタビュー英語: interview)とは、二人かそれ以上の間での会話で、一方が他方に質問をして情報を得るために行われるものである。

Wikipedia

そうなんです。
たったこれだけの定義なんですよね。
別に功績者や著名人に話を聞くのがインタビューではないんです。
知りたいことを知るために話を聞く、そんなシンプルな行為がインタビューなのです。

実際にインタビューを受けはじめると、それまでの不安はどこかに吹っ飛び、時間いっぱい自分のことを語り続ける自分がいました😅

人は誰しも、自分の中にアウトプットするモノを持ち合わせているものなぁのだなぁ、と改めて実感。そう、私ですらも。

それを出す機会さえうまく作れば、誰でも湯水のように、どんどこ話は溢れ出してくるのです。

やっぱり大切なのは心地よく話すこと

今回、インタビュアの方が最初に言ってくださった言葉がありました。

「これは、おくやまさんが主役の講演会なんです。自分は、その合間に、ちょこちょこっと質問を挟むだけに過ぎません。」

この言葉を聞いて、ああそうか、と目から鱗が落ち、すっかり気分が解けた私。
「質問されたことに対して答える」のではなく、「私が話したいことを話していいんだ」という安心感。
この言葉のおかげで、「どんな質問がくるんだろう・・・」と身構えていた自分の殻が外れ、リラックスした雰囲気で話すことができました。

インタビューを人生の中で何度も経験するのは、ごく一握りの方達ではないかと思います。
その方にとってのインタビューは、もしかしたらこれが最初で最後かもしれない。
そんなことを思いながら、その方がいかに心地よく、素の自分を出して、リラックスして話せるかが、やはり大切なポイントなのだな、と改めて感じました。

必要なときに、必要な人が現れて、必要なことを学ばせてくれる。
今回の経験も、まさにそのことを実感した経験でもあり。

あらためて、インタビューって、奥深くて楽しい。
じぶんものがたりや未来インタビューも、ますますバージョンアップして、色々な方の素敵な一面を引き出したり、何かに気づくきかっけとなればと嬉しいな、と心より願っております。


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