(続・4)価値観の合わない社員とどうやって一緒に仕事をすればいいのか?を考えた。
お疲れ様です。
価値観の合わない社員とどうやって一緒に仕事すれば良いのか?
というテーマで始まり、採用段階でのズレと教育段階・成長ゾーンでの
ズレについて進めてまいりました。
さて、今回は評価ゾーンでのズレについて考えて見たいと思います。
評価ゾーン
私たちは、小さな頃から何かしらの評価が常にあります。
学生の頃には勉強の評価がありましたし
高校大学には入試という評価もあります。
社会人になるにも学歴社会の流れから学歴フィルター問題で
炎上なんて事も昨年はニュースになったいましたね。
(参考)
マイナビ「大東亜以下」メールが波紋「学歴フィルター」は法的にOKなのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd7ecb2102359931043ebac5f55a8ce2a1e5d69
学業であれ、スポーツであれ、民間企業であれ、行政機関であれ、
どの組織の中でも必ず「評価」というものはあります。
それは、個人も組織も、現在・過去・未来を客観的に判断するためにも
様々な角度からの検証と基準や方向性が必要だからです。
我々のように、民間の企業(規模の違いはあるが)においても
評価は常にあります。
会社組織で言えば、1年間の評価として「決算書」があります。
その決算書を元に金融機関からの借入や税務署への納税金額など
算定基準などにもなります。
では、企業における人材への評価というと
どのようなものがあるでしょうか?
採用時に雇用条件として提示されている給与
企業の業績と連動しているボーナス
営業成績に準じたインセンティブ
立場が変わり役職付きになる昇進・昇給
全ての評価が金銭的な結びつきがありますね。
もちろん、業務を進める上で全ての行動が金銭的な結びつきになる訳ではないのですが、結果的に評価を行えば「金銭的」な部分との繋がりを生み出します。
これはどこの企業であっても同様で、皆、自分自身の仕事の対価として「お金」給与やボーナスやポジションを得ているし、企業はそれを約束しているからですね。
では、今回の基本テーマである
「価値観の合わない・・・」から
価値観の合わない人材はどうして生まれてしまうのか?
評価ゾーンではどのような事が起きてしまっているのだろう?
先程も書きましたが
働く事によっての対価として金銭的な部分やポジション的な事については
企業は働く人たちに約束していますね。
(ブラック企業は残業代未払いなどあるのでしょうが・・・)
企業がこのような約束してまで雇用し金銭的恩恵を上げてまで進めたいのは
企業の成長や安定に他ならない・・・のです。
(これは誤解を恐れずに云うと、企業が行うサービスや提供する商品で世の中のために役立っていて、その流れの中で人としての成長にも寄与する部分があるから。と云うことが大前提としてあって、その過程にある仕事の対価で一人一人の生活が豊かになっている)
企業が世の中に出すサービスや商品が顧客の求めるレベルに達していない状態では、顧客から支持されず結果的にジリ貧企業に陥ってしまう。
そうなる前に・・・
企業として、世の中に支持される商品やサービスを提供すべく、社内でどんどんブラッシュアップ(進化)し続けている。
そのブラッシュアップ(進化)を進めるには、
そこで仕事をする人やチーム・組織としてのレベルアップも欠かせない。
企業としては、人材に対してこのブラッシュアップを受動的に受けるのではなく、能動的に受けれるような仕組みが必要ですね。
人は、楽しい事には夢中になります。好きな事には前向きに取り組みます。
評価ゾーンで価値観の合わない人材が出てきてしまうのは、
評価する側と評価される側との間に
「顧客の支持を得る」という
商売や事業の本質に対して
そこで働く一人一人が何をすべきか?
また、組織としての企業は何をすべきか?
お互いの立場を尊重して「より良い商品・サービス」の提供すること
といった事業活動の本質を互いに共有出来ていないことのズレが
大きいかも知れません。
企業は数字ばかりを見ているし
社員は自分の評価ばかり気にしている。
顧客不在の経営
先ずは、
企業と人材との「関係性の質」を好転させて
顧客の支持を得るにはどうすればいいのか?
本音ベースで取り組む必要がありそうですね。
長くなりました・・・
今日はこの辺で
お疲れ様でした。
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