我々は戦闘民族、平和は実現不可能

先日、「青くて 痛くて 脆い」という映画見た

この映画で、ある女が「世界中のみんながガチで平和を望んで、ガチで実行すれば世界は平和になる」みたいなことを言ってて、それに対して周りの奴らは「理想論でしょ笑」みたいなシーンがあった
こういうことを言うやつは現実にも多く存在する まあ俺も言ってしまう
確かに理想論だと思うが、「それは理想論だよねー」で終わらせるな、面白くない

この映画での「平和」は、たぶん武器を廃絶して、暴力のない世界だと思うので、それで仮定して話す

ずっと平和になることはない

なぜなら、人間は変化がないと飽きてしまう性質を持つからである
というか、変化がない生物は絶滅する
だから、自ずと変化を創り出す
平和になったとしても、次第に平和というぬるま湯に飽きてしまい、水風呂や電気風呂に入りに行くだろう
さらにより良い平和を創り出すかもしれないが、創り出してしまうと平和の中での新たな水準が出来上がってしまう

また、生物は何かに戦って生きていかなければ進化 進歩しないからである
環境や他の生物に戦って、生き残る術を身につけてきた生物が繁栄していく(時には協力もするが)
原始人たちが武器を創り、マンモスと戦わなければここまで人類は成長しなかっただろう
もしくは、絶滅していたかもしれない
原始人くらいの時代から戦っているので、DNAに深く刻まれており、戦わずにはいられない
我々は戦闘民族なのだ