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届かない距離のジャブと至近距離のストレート


仕事をしていると成長の遅いひとの特徴の多くは2通りの人間がいて、
ひとつは怖がりすぎ
ひとつは怖がらなさすぎ
の2つの集団がいるなぁと感じている。

ひとつめの怖がりすぎ集団は
『わたし仕事できません』を前面に出す奴。

出来ないことを理由にやろうともしないパターン。
論外で、その仕事で食ってくならやるしかないわけでケガする前にブレーキをべた踏みして1ミリも前に進まない。

まあよく見ますね。こういうのは就職する前に済ませておく何かが圧倒的に足りていない。仕事を始める以前の問題で部活でもいいし、他のコミュニティでもいいから何か好きなものに没頭することから始めてみればいい。社会にでてからなかなか修正できないので。


次にみるのは怖がらなさ無すぎのひとたち。
ポジティブシンキングに毒されてるひとに多い気がしてる。
なんでもポジティブに物事をとらえる自分に酔ってるのかよくわからないけれどいい結果を生み出していないのに、あるいは実際は大けがしているのにそのことを気に留めず(気が付かないふりなのかもしれない)、自分は今ポジティブに仕事をしているから結果が出なくてもいつかはでると信じて疑わないひとたち。けれどいい結果が出ることはなくていい結果がでる構造になっていないので万年補欠状態で甘んじる。


どちらの集団も仕事ができないという意味では同じで仕事ができるようになる構造に無頓着だったりする。意味が分かんない。一段一段登っていくような構造になっていない。ただこういうひとたちは『構造』を指摘されると烈火のごとく怒る割合も高くて、怒る理由は『なんてひどいことを言うんだ!』なのね。

一生懸命やっていることが結果を出すことよりも優先されてる自称人情派。
こうなるともう修正を指摘するのも面倒。ここで大事なのは時間がたってから指摘することは辞めること。なぜならこういう集団は後で指摘すると『なんであの時に言ってくれなかったの?』ということも少なくない。

指摘すれば『ひどい』といい頃合いを見て言えば『あのときに言ってほしかった』と無理ゲーで困らせる。こういう人たちからは距離をとる、が正解で相手が成長を懇願し『言われたことはすべてやりますから!!』と覚悟を決めたときに初めて関わるかどうか決めるのが吉。

『やる気あります』を信じられなくなって10年。生きていく上の知恵。

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