いよいよ苦しく

ある部下が10日に資料をまとめるように指示した。けれどもほぼほぼやってこなかった。
その一週間後完成した形で一度見せるように提案。3連休もありその翌日に資料を提出するように提案したのだけど追加で2週間欲しいと。


資料をまとめるように指示してから彼が完成したと言ったのは3週間以上がたつ。そして3週間以上たったある日、資料をメールしてもらうと完成とは程遠い出来。そもそも考えていない。何がいいたいかもよくわからないスライド多数。指摘内容が忘れ去られてしまわぬように赤ペン先生として添削して返した。プレゼンしてもらってフィードバックをするためにプレゼンしてもらうことに。

すると、まだスライドで手直しをしなければならないところがあるのでまた後日でもいいですか?と。→いやいやさすがに資料まとめを指示してから3週間も経っていてプレゼンせずにまた後日って完成にどんだけかかるんよ。グラフも冗長に見えるので一度とおしでプレゼンしてみてよ。
→部下『いやプレゼン準備してないです。』

、、、、。絶句。

指示してから3週間以上何をやっていたのだろう?初回の添削でほぼ『こういうふうにつくるといい』というところまで指摘していた。それをやってこなった。連休中にはまったく準備していないことが分かり、そもそも準備時間が足りていないことが分かった。

完全に僕におんぶにだっこ、そうしようとしていたんだな。そう思った。
こうしようね、いついつまでにこれしてきてね、些末なことでもやり方が分からないのであれば質問しないと修正できないよ、、、、ここまで指導して結果がこれ。能力の問題ではなく単純に邪悪さを感じるレベル。

部長に報告した。これは手に負えないですと伝えた。


するとだ。
『なぜ君は相手の気持ちを察しようとおもわないのか。ダメだしをしたあとでプレゼンしろと言われたらやりにくいとは思わなかったのか。君の方が立場が上なのだから彼の気持ちを察しなきゃダメだろう。言い分を聞いてやらなきゃだめだろう。彼にも彼の想いがある。それを汲んでやらなきゃ。君が改善しなきゃならなかったことはなかったの?君がすべて正しいの?』


彼とは前回と今回で3時間以上費やしています。彼の言い分は十分聞いています。部長には彼は、これだけダメだしされたあとでプレゼンがしにくいとか、プレゼンすることで僕の時間を奪ってはいけないから気を遣ったんだといったんですね?

部長『彼の言い分が立場が違うんだから何時間費やそうが分からんこともあるしそんなん知らん。話し合いの場を持たないとどちらの言動に問題があったかはわからない。』
→『いやわかるでしょう?この時間がすべてですよ?フィードバックの内容もすべて指示しているのできちんと時間をかければ彼の能力であっても少なくとも3週間はかからないはずです。この問題で話し合いの場?僕の方が立場が上だから言い出せない?だとしたら部長が仰る、部下の気持ちを汲むことなんてできないですよ。結論ありきじゃないですか』

部長『君は前職場でもこの職場でも問題を起こした。それは君に問題があるからだ。この職場で問題をおこしても君自身はまったく悪いと思っていない。今回もそう思ってるでしょう。今回話し合いも持つことで君にもメリットがある。部下にもメリットがあるはずだ。』

→『彼の言動は理解していますし彼は気を遣ったといいますが彼からはそれを感じません。今回の件で私が悪いところがあれば指摘してください。僕には話し合いにメリットはないです。部下の彼にメリットがあるのであればその話し合いに参加します。』

部長『きみがメリットを感じないのなら話し合いは意味がないよ。やめよう。』


君に問題があるといいながら、どことは言わない。
相手の言い分を聞かないというが十分に聞いている。何時間しゃべろうが立場によって『言いにくい』と言われてしまえばもはや無理ゲーじゃないか。
結論ありきの話し合いに応じる意味がよくわからないが話し合いには参加すると言ってるけどなぜか俺にメリットを感じないなら話し合う意味はないという。訳が分からない。どれだけ傷つけられればいいんだろう。こんなに消耗して誰得なんだろう。これだけ指導に時間を費やしてただただ結果が悪いから無駄と言われる。もうずっと無理ゲーを解かされてる。そのことに僕の上司は気が付いていない。もうこんな職場は傷つけられ続ける職場じゃないか。

誰かにわかってもらいたいとは思わない。でも自分の師には自分の存在を知っていてほしい。それが叶わなかったことが僕が今涙を流している理由なんだな。

誰かにわかってほしいと思うのは僕の弱さなんだと思う。ただ共感してほしいのかもしれない。その価値観ありだよね、いいよね、そういってほしいだけなんだと思う。それを押し付けていると取られるのは心外でそうじゃないのにって思うけれど上司にはやっぱり結論オマエガワルイなのであって、その答えしかもうないのであって、そんな人にもう何を言ったって言葉が届かないのだ。

確かに僕は人に感謝が足りないのかもしれない。いろいろと期待して裏切られたと思うことが多いのかもしれない。ただ、今回のことはそういうのとは全く別で単純に自分の言葉が通じてないことの悲しさだ。この組織とは繋がれていない疎外感、孤独感。

いよいよ苦しくなってきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?