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夜のブランコ



ぼくは正しいの?
ぼくは夢みてるの?

きみの微笑みがどこに向けられているのか、そればかりが気になるよ。

だけど今夜、
感じてしまった。
君の視線がぼくを通り抜けてるって。

夜の公園、揺れるブランコ。
ぼくの心は、揺れる景色に取り残されて、
砂に埋もれていくようだ。


いつだって、迷ってる。
だけど、わかってる。
ぼくのゆく道。
きみとは違う別の道。

ぼくは正しいの?
ぼくは夢みてるの?

夜のブランコは音をたてずに、風を切る。
小さな入り口が一瞬見えた。
おでこが、くすぐったい。

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